偽けいれん・偽意識障害

著者: 大高俊一 熊本赤十字病院 救急科

監修: 林寛之 福井大学医学部附属病院

著者校正/監修レビュー済:2019/02/07
参考ガイドライン:
心因性非てんかん性発作(いわゆる偽発作)に関する診断・治療ガイドライン

概要・推奨  

  1. 診断は基本的に除外診断から始まるが、疾患頻度は高く、疑わしいと思われるときには積極的に考える必要がある(推奨度2)
  1. 病歴と診察がてんかんとPNESとの鑑別に役立つ。しかし1つの所見のみにとらわれずに全体的に判断する必要がある(推奨度2)
  1. しかしながら診断は非常に難しく、てんかんとPNESの合併もあるため診断がはっきりとしないときは専門医へ紹介する(推奨度3)
  1. しっかりとした精神状態の評価、病歴・身体所見をとって、そのうえで心因性かどうか判断する必要がある(推奨度1)
  1. 精神的な訴えで来院した患者ではルーチンでの検査は推奨できない、臨床状況に応じて必要な検査を行う(推奨度2)
  1. 転換性障害では認知行動療法が効果的である可能性がある(推奨度2)
  1. 精神科への適切なコンサルトが必要になる(推奨度1)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 心因性非てんかん性発作(いわゆる偽発作)に関する診断・治療ガイドライン
に基づき、診断について改訂を行った。


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