ST上昇型心筋梗塞

著者: 阿古潤哉 北里大学病院循環器内科

監修: 代田浩之 順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

著者校正/監修レビュー済:2019/10/03
参考ガイドライン:
日本循環器学会:急性冠症候群診療ガイドライン(2018年改訂版)

概要・推奨  

  1. 発症12時間以内の患者に対し、できる限り迅速にprimary PCI(ステント留置を含む)を行う(推奨度1)。
  1. ACSが疑われる患者では直ちに(10分以内に)12誘導心電図を記録する(推奨度1)。
  1. ACSを否定できない患者で初回心電図では診断できない場合に、経時的に12誘導心電図を記録する(推奨度1)。
  1. 急性下壁梗塞の場合、標準12誘導心電図以外に右側胸部誘導(V4R)も記録する(推奨度1)。
  1. 心エコー法により局所の碧運動または全体の左室機能を評価し、診断と鑑別を行う(推奨度1)。
  1. ACSが疑われる胸部症状を示す患者の早期リスクの層別化に、心筋トロポニンを測定する(推奨度1)。
  1. 禁忌のない限りアスピリン投与を継続する(推奨度1)。
  1. ストロングスタチンを忍容可能な最大用量で投与する(推奨度1)。
  1. 外来心臓リハビリテーションを行う(推奨度1)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. ⽇本循環器学会:急性冠症候群診療ガイドライン(2018年改訂版)に基づき改定を行った。


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