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視力低下

著者: 高木均 聖マリアンナ医科大学病院

監修: 沖波聡 倉敷中央病院眼科

著者校正/監修レビュー済:2017/03/31

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疾患、症状、薬剤名、検査情報から初診やフォローアップ時の治療例まで。

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概要・推奨  

症状のポイント:
  1. 視力低下を起こす疾患は角膜疾患・前部ぶどう膜炎・急性緑内障などの前眼部疾患から、白内障・硝子体混濁など中間透光体の疾患、網脈絡膜疾患・視神経疾患・外傷など多岐にわたる。多くの疾患において適切な治療を早期に開始することが視機能の保持に不可欠であり、ワークアップにより原因疾患を同定し適切な 治療を開始する必要がある。
 
緊急対応: >詳細情報 
  1. 遠見時・近見時、両方における急激な視力低下、急激な視野欠損、急激な眼痛・充血・眼瞼腫脹を伴う場合、外傷に伴う急激な視力低下の場合、緊急で治療が必要となる。
  1. 特に、急性の視力低下は緊急(その場)に眼科へのコンサルトが必要である。視力低下を引き起こす緊急疾患としては、急性原発閉塞隅角緑内障(急性原発閉塞隅角症)、網膜中心動脈(分枝)閉塞症、裂孔原性網膜剝離、眼内炎、角膜穿孔、外傷性視神経症が挙げられる。これらが疑われた場合には即日眼科を受診する必要がある。
  1. また、準緊急(翌日受診)の疾患としては虚血性視神経症、視神経炎、硝子体出血、ぶどう膜炎、網膜静脈閉塞症、黄斑円孔、続発性網膜剥離、眼窩蜂巣炎などが挙げられる(一次処置ができない場合には当日受診を勧める)。これらの疾患も治療が遅れると、視力低下のリスクを増加させたり、失明、眼球癆などを引き起こす可能性があり、疑われた場合には早急に眼科受診を奨める。
 
症状治療・診断的治療: >詳細情報 
  1. 視力低下の原因はさまざまであり、いかなる治療も原因がはっきりするまでは推奨されない。
 
診断へのアプローチ:(身体診察 >詳細情報 ・鑑別疾患: 鑑別疾患 )
  1. 視力低下には、両眼性と片眼性、急激に起こる場合と緩徐に進行する場合があり、問診により鑑別する。急性発症の場合、網膜動静脈閉塞、虚血性視神経症など循環疾患を想定する。両眼性の視力低下の場合には、頭蓋内病変、視神経炎や、急性後部多発性斑状色素上皮症(APMPPE)など両眼性に発症する眼底疾患を想定する。
  1. 急性視力低下の診断のフローチャート:アルゴリズム

検査・処方例

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

原因の評価のための検査例
  1. 視力低下には、両眼性と片眼性、急激に起こる場合と緩徐に進行する場合があり、問診により鑑別する。急性発症の場合、網膜動静脈閉塞、虚血性視神経症など循環疾患を想定する。両眼性の視力低下の場合には、頭蓋内病変、視神経炎や、急性後部多発性斑状色素上皮症(APMPPE)など両眼性に発症する眼底疾患を想定する。
  1. 急性視力低下の診断のフローチャート:アルゴリズム
  1. 緩徐な視力低下:アルゴリズム
○ 下記の1)~2)を検査する。両眼性の場合は3)、4)を行う。

薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

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