今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 菅谷啓之 東京スポーツ&整形外科クリニック

監修: 竹下克志 自治医科大学整形外科

著者校正/監修レビュー済:2025/04/23
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、下記について加筆・修正した。
  1. 肩腱板断裂の診断と治療のアルゴリズムを改訂した。
  1. 疼痛コントロールを行う場合の内服薬投与の具体例を記載した。
  1. 選択されることが多い術式を追加した(Mizuki Y, et al. Arthrosc Tech. 2022 Jun;11(6):e965-e970.)。

概要・推奨   

  1. 外傷歴のはっきりしない腱板断裂や無症候性腱板断裂が存在する(推奨度2)
  1. このような腱板断裂は、炎症性疼痛のコントロールと肩甲胸郭機能の修正を図る理学療法で多くは症状が軽減する(推奨度2)
  1. 逆に比較的若年男子の外傷性腱板断裂で大きな断裂は、可及的早期(受傷後2カ月以内)の手術が推奨される(推奨度2)

病態・疫学・診察 

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
菅谷啓之 : 特に申告事項無し[2025年]
監修:竹下克志 : 講演料(第一三共(株))[2025年]

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肩腱板断裂

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