今日の臨床サポート

補助人工心臓

著者: 今村輝彦 富山大学 第二内科

監修: 今井靖 自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門・内科学講座循環器内科学部門

著者校正済:2021/04/14
現在監修レビュー中
患者向け説明資料
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
今村輝彦 : 未申告[2021年]
監修:今井靖 : 講演料(第一三共株式会社)[2021年]

改訂のポイント:
  1. 改定された補助人工心臓治療ガイドラインの内容を反映させた。

まとめ・診察

疾患および治療のまとめ  
背景:
  1. 米国の心不全患者数は現在約500万人で、年間約5万人のペースで増加している。日本における心不全も2002年の時点では推計約25万人であったが、人口の高齢化とともに増加している。
  1. フラミンガム研究では、心不全と診断された人々の10年間の死亡率は、1970年代では80%以上、治療が進んだ90年代でも70%と非常に高い。日本の東北CHART研究でも5年生存率は約70%で、心不全の予後は進行癌と同じくらい不良である。
  1. 心不全は、治療によりいったん病状が改善しても増悪を来しやすく退院を繰り返す患者が多く、退院後6カ月以内に27%、1年以内に35%の患者が再入院を余儀なくされている。
 
補助人工心臓(VAD):
  1. 心臓の左室や右室のポンプ機能を代行する装置を補助人工心臓(ventricular assist device: VAD)という。VADの開発は1960年代に始まるが、1980年以後、心臓移植の普及とともに心臓移植へのブリッジ使用(BTT)が普及した。欧米では心臓移植を前提としないdestination therapy (DT)も普及しており、我が国でも近いうちに導入される予定である。
 
VADの実例

a: ニプロLVAD(拍動流体外設置型補助人工心臓)シェーマ
b: Heart MateⅡ(定常流植込型補助人工心臓)
c: ニプロLVAD小児症例3歳、体重16kgの小児症例に成人用(70ml)のニプロLVADを装着した写真

出典

img1:  a:ニプロ社提供
 
 
img2:  b:Thoratec社提供
 
 
img3:  c:許俊鋭先生ご提供
 
 
 
  1. 1990年代に第1世代拍動流植込型LVAD(Novacor、HeartMate VE)がBTTデバイスとして用いられ、2000年に入り第2・第3世代定常流植込型LVAD(HeartMate Ⅱ、Jarvik 2000、HVAD、EVAHEART、DuraHeartなど)が臨床導入され、補助人工心臓治療成績は飛躍的に向上した。
  1. 米国ではHeartMate VEを用いたREMATCH studyの結果、2002年にDTが保険適用され、心臓移植適応のない重症心不全症例にも植込型LVADが用いられるようになった。HeartMate Ⅱは2008年にBTT適応が、2010年にDT適応が米国で保険適用され、2012年には世界で3,500例以上のHeartMate Ⅱが植え込まれた。現在ではより合併症が少ないとされるHeartWare (HVAD)、HeartMate 3が主流になりつつある。
  1. 日本では2011年4月にEVAHEART、DuraHeartが正式に保険償還されたことを皮切りにして、植込型VADの植え込み数が飛躍的に増加している。日本でも現在はHeartMate ⅡやHeartMate 3が積極的に植え込まれている。
 
  1. 人工心臓の概要
  1. 心臓の左室や右室のポンプ機能の一部を、機械的ポンプを用いて代行する装置をVADと呼ぶ。左室補助装置(left ventricular assist device、LVAD)、右室補助装置(right ventricular assist device、RVAD)、両心補助装置(bi-ventricular assist device、BVAD)の3種類がある。ポンプ本体を体外に置く体外設置型VAD(extracorporeal VAD)とポンプ本体を体内に置く植込型LVAD(implantable LVAD) がある。
  1. 欧米では、当初は、手術侵襲からの自己心機能の回復“bridge to recovery(BTR)”を目的としたものであったが、心臓移植の普及とともに補助人工心臓のブリッジ使用(BTT)が普及した。また、内科治療抵抗性の心不全に陥った心臓移植適応除外症例に対してもDTとして用いられるようになった。
  1. 現在、体外設置型第3世代定常流補助人工心臓CentriMag も欧米で普及している。
  1. VADの開発は1960年代に始まるが、初期のVADの臨床適応は開心術後心不全(体外循環離脱困難および術後早期の心不全)であり、1~2週間の短期補助による手術侵襲からの自己心機能の回復を目的としたものであった。LVADの場合は、左房または左室より脱血しポンプで上行大動脈(または下行大動脈)に送血する。1980年以後、心臓移植の普及とともに補助人工心臓のブリッジ使用(BTT)が普及し、1990年以後、レシピエントの増加とドナー心提供の不足から心臓移植待機期間が長期化するにつれて、第1世代拍動流植込型補助人工心臓(Novacor、HeartMate IP、VE、XVE)によるBTTが世界の標準的治療となった。2000年以後、植込型補助人工心臓は定時流ポンプを用いたEVAHEARTやHeartMate Ⅱ、Jarvik 2000などの第2世代、DuraHeart、HVAD 、HeartMate 3などの第3世代が実用化された(<図表>)。また、経皮的手法による左心バイパスも広い意味では補助人工心臓に入り、Tandem HeartやImpellaが欧米で使用されている。我が国でも近年、Impellaが臨床応用され、その使用が急速に広まっている。<図表>
 
補助人工心臓と完全置換型人工心臓の模型

a:左心補助人工心臓(HeartMate XVE)
b:完全置換型人工心臓(AbioCor)

出典

img1:  許俊鋭先生ご提供
 
 
 
人工心臓

体外設置型拍動流補助人工心臓
a:ニプロ(東洋紡)VAD(国循センター型)
b:ゼオンVAD(東大型)
c:BVS5000(Abiomed社)
d:AB5000(Abiomed 社)
e:Excor(Berlin Heart 社)
第1世代植込型補助人工心臓
f:Novacor LVAD(WorldHeart社)
g:HeartMate XVE LVAD(Thoratec社)
第2・第3世代定常流植込型補助人工心臓(遠心ポンプ)
h:EVAHEART(サンメディカル社)
i:DuraHeart(テルモ社)
j:HVAD(HeartWare社)
第2世代定常流植込型補助人工心臓(軸流ポンプ)
k:HeartMate Ⅱ(Thoratec社)

出典

img1:  a、e、f、g:許俊鋭先生ご提供
 
 
img2:  b、c、d、h、i、j、k:各社提供
 
 
 
現在国内外で使用可能な主な植込型補助人工心臓デバイス

サイズ、駆動システム、合併症発生率がデバイスごとに異なっており、患者の特性を考えながら最適なデバイスを選択する必要がある。
 
参考文献: 
Clinical implications of hemodynamic assessment during left ventricular assist device therapy
Imamura T, et al. Journal of Cardiology 2018.

出典

img1:  著者提供
 
 
 
  1. INTERMACSカテゴリーと補助人工心臓の適応
  1. 植込型LVAD米国レジストリー(INTERMACS)およびわが国のレジストリー(J-MACS)では植込型LVADを含めた補助人工心臓の適応を7つのカテゴリーに分類(<図表>)している。日本においては、原則的に心原性ショックに陥った病態(INTERMACS 1)は体外設置型VADの適応とし、植込型LVADの適応はINTERMACS 2、3の病態を標準的な適応としている。
  1. 2001年に心臓移植非適応症例に対する内科治療との前向き無作為比較試験(REMATCH study)により、内科治療よりも植込型補助人工心臓が優れていることが示された[1]。さらに2009年には、前向きランダム化比較試験(HeartMate Ⅱ Destination study)[2]によりHeartMate XVEに対するHeartMate Ⅱの優位性が報告された[2]<図表>。結果、2002年にHeartMate XVEの、2008年にはHeartMate Ⅱ のDT適応がFDAにより承認された。HeartMate Ⅱは2008年にBTT承認され、2010年にDT承認された結果マーケットは爆発的に拡大した。米国の補助人工心臓レジストリー(INTERMACS)では2008年以後、定常流込型LVADが爆発的な普及を示した(<図表>)。
  1. INTERMACS 2は強心薬静注下でも徐々に循環動態が増悪していく状態であり、INTERMACS 3は強心薬静注に依存した状態で強心薬を離脱しようとすると血行動態が悪化する状態と定義されている。米国でも心原性ショック症例に対する適応は減少しており、心不全のため入退院を繰り返しているINTERMACS 4(入退院常習者)が逆に増加している。
  1. 表(<図表>)に補助人工心臓治療関連学会協議会が定めた「植込型補助人工心臓」実施基準を挙げるが、基本的には心機能を除いては不可逆的な多臓器不全に陥っていない心臓移植適応基準に準じた末期的重症心不全症例で、「他の治療では延命が望めず、また著しくQOLが障害された患者で、治療に参加することで高いQOLが得られ、長期在宅治療が行え、社会復帰が期待できる患者」と規定している。日本循環器学会は2013年2月に、心臓移植適応年齢の推奨を60歳未満から国際水準並みの65歳未満に改訂したが、同時にBTT適応で使用される植込型LVADの適応も65歳未満となった。静注強心薬やIABP、体外設置型VADに依存していることを選択基準としているが、現時点ではECMO依存状態を除くとしている。欧米先進国では、より軽症患者へ、植込型LVADの適応がシフトしていて、INTERMACSレジストリーではProfile 1が減少する一方、Profile 4が増加傾向にある[4]<図表>)。植込型LVAD治療が心臓移植代替治療であるとの認識が進み、BTT適応比率が減少しDT適応比率が増加している。そのなかで、植込型LVAD手術時にはBTT適応あるいはDT適応のどちらとも判断できず、植込型LVAD治療の結果をみてその後の治療方針を決めるとするbridge to candidacyも40%程度あり、手術時に明確にBTT適応が決まっている症例は25%に満たない[5]<図表>)。日本の補助人工心臓治療関連学会協議会でも植込型LVAD適応拡大検討ワーキンググループが立ち上がり、bridge to candidacyやDTへの適応拡大の議論が進められている。
 
HeartMate Ⅱ DT Trial Actuarial Survival(as treated)

第1世代(HeartMate XVE)と第2世代(HeartMate Ⅱ)のDestination Therapy Trial における生存率比較
参考文献:
N Engl J Med. 2001;345:1435-43. PMID: 11794191.
N Engl J Med. 2009;361:2241-51. PMID: 19920051.

出典

 
米国の人工治療使用デバイスの年次推移

INTERMACSレジストリー。2008年以後、定常流植込型LVADが飛躍的に普及し、HeartMate ⅡのDT適応が承認されて以後、定常流植込型LVADが95%の症例で使用されている。
INTERMACS ProfileとJ-MACS Profileカテゴリー。心不全重症度分類 AHA/ACC Stage 分類、ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類とINTERMACSおよび心臓移植登録statusとの関係。

 
INTERMACS(J-MACS) Profiles

INTERMACSのプロファイル分類とほかの心不全重症度分類の比較。

出典

img1:  絹川弘一郎先生ご提供
 
 
 
INTERMACSレジストリーにおける補助人工心臓適応病態の変化

より軽症者へ

出典

img1:  Third INTERMACS Annual Report: the evolution of destination therapy in the United States.
 
 J Heart Lung Transplant. 2011 Feb;30(2):・・・
 
INTERMACSレジストリーにおけるVAD植え込みストラテジーの変遷

出典

img1:  The Fourth INTERMACS Annual Report: 4,000 implants and counting.
 
 J Heart Lung Transplant. 2012 Feb;31(2):・・・
 
  1. 植込型LVADガイドライン
  1. 植込型LVADに関して、日本ではBTT適応は保険適用されており、DTも今まさに保険収載に向けて議論が進められている。
  1. 2012年のAHA StatementではBTT適応、DT適応ともにClass 1 に推奨され、臓器不全が進行する前に予定手術を行うことがClass IIaに推奨されている。
  1. 2011年の植込型LVAD(DuraHeart、EVAHEARAT)の保険適用を受けて、日本心臓血管外科学会/日本循環器学会合同「重症心不全に対する植込み型補助人工心臓治療ガイドライン」(班長:許 俊鋭)の作成作業が始まり、2014年には出版された。欧米では、欧州心臓病学会(ESC)ガイドライン[6][7]、米国心臓病学会・米国心臓協会(ACCH/AHA)2009心不全(HF)ガイドライン[8]、カナダ心血管疾患協会(Canadian Cardiovascular Society)ガイドライン[9]、AHA Scientific Statement[10]などがすでに出版されていて、植込型LVAD治療成績の向上とともに推奨レベルが上げられている印象がある。
  1. 日本では2013年に引き続いて2021年に植込型補助人工心臓ガイドラインが発表され、補助人工心臓治療に関する様々なエビデンスが紹介されている。
 
  1. 植込型補助人工心臓の将来
  1. ドライブラインをなくして、遠隔期の感染制御を目的とした完全埋込型(totally implantable、fully implantable)デバイスの開発が進んでいる。完全埋込型デバイスの開発によりドライブライン感染・ポケット感染を回避することが可能になれば、植込型LVAD治療成績が心臓移植成績を超えることも夢ではなくなる。
  1. 補助人工心臓のひとつの欠点として日常生活で刻々と変化する心拍出量のdemandに対応しにくいことが挙げられる。刻々と変化する血行動態をモニタリングしてデバイスの回転数を適宜自動でadjustしてくれるsmart pumpの開発も期待される。
  1. ポンプの小型化と耐久性も急速に向上している。HeartMate XVEは1年で半数がポンプ交換を必要としたが、HeartMate Ⅱのポンプ故障はきわめて少ない。HeartMate ⅡのポンプサイズはHeartMate XVE の1/5(600cc vs 114cc)、重量において1/3.5(1,200g vs 340g)と小型化し、植込手術手技も容易となり、小柄な症例に対しても使用が可能となった。2009年にCEマークを取得した第3世代遠心ポンプ型HVAD(HeartWare社<図表>)の臨床使用が米国でも大きく進み、2012年11月にFDAによりBTT適応が承認された[11]。さらにHeartMate Ⅱと新機種であるHeartMate 3の予後を比較したMOMENTUM 3の結果が発表され、HeartMate Ⅱと比較してHeartMate 3が合併症の頻度、特に塞栓症の頻度や生命予後の点で大きく勝っていることが証明された。
 
注意点:
  1. 高度の右心不全合併症例では両心補助を行うことを原則とする。
  1. 卵円孔開存(PFO)は小さなものでも確実に閉鎖する。
  1. 2度以上の大動脈弁逆流に対しては生体弁人工弁置換を行うか、BTT・DT症例では大動脈弁をパッチ閉鎖する。
  1. 僧帽弁逆流に対して僧帽弁形成(または僧帽弁人工弁置換)を行うかどうかは議論が分かれている(多くの僧帽弁逆流はVAD植え込み後に改善するため)。
  1. 3度以上の三尖弁逆流は三尖弁形成を行う。
  1. 右心補助を必要とする症例で2度以上の肺動脈弁逆流に対しては、生体弁人工弁置換を行うか、BTT・DT症例では肺動脈弁をパッチ閉鎖する。
  1. 虚血性心疾患で自己心の回復を目的とする場合は冠動脈バイパスにより完全血行再建を行う。自己心の回復を目的としない場合は必ずしも必須ではない。
問診・診察のポイント  
  1. 急性心不全に対して用いられる体外設置型VAD(ニプロVAD、BVS5000など)の適応は、循環維持と自己心機能の回復可能を目的とする。

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文献 

著者: E A Rose, A C Gelijns, A J Moskowitz, D F Heitjan, L W Stevenson, W Dembitsky, J W Long, D D Ascheim, A R Tierney, R G Levitan, J T Watson, P Meier, N S Ronan, P A Shapiro, R M Lazar, L W Miller, L Gupta, O H Frazier, P Desvigne-Nickens, M C Oz, V L Poirier, Randomized Evaluation of Mechanical Assistance for the Treatment of Congestive Heart Failure (REMATCH) Study Group
雑誌名: N Engl J Med. 2001 Nov 15;345(20):1435-43. doi: 10.1056/NEJMoa012175.
Abstract/Text BACKGROUND: Implantable left ventricular assist devices have benefited patients with end-stage heart failure as a bridge to cardiac transplantation, but their long-term use for the purpose of enhancing survival and the quality of life has not been evaluated.
METHODS: We randomly assigned 129 patients with end-stage heart failure who were ineligible for cardiac transplantation to receive a left ventricular assist device (68 patients) or optimal medical management (61). All patients had symptoms of New York Heart Association class IV heart failure.
RESULTS: Kaplan-Meier survival analysis showed a reduction of 48 percent in the risk of death from any cause in the group that received left ventricular assist devices as compared with the medical-therapy group (relative risk, 0.52; 95 percent confidence interval, 0.34 to 0.78; P=0.001). The rates of survival at one year were 52 percent in the device group and 25 percent in the medical-therapy group (P=0.002), and the rates at two years were 23 percent and 8 percent (P=0.09), respectively. The frequency of serious adverse events in the device group was 2.35 (95 percent confidence interval, 1.86 to 2.95) times that in the medical-therapy group, with a predominance of infection, bleeding, and malfunction of the device. The quality of life was significantly improved at one year in the device group.
CONCLUSIONS: The use of a left ventricular assist device in patients with advanced heart failure resulted in a clinically meaningful survival benefit and an improved quality of life. A left ventricular assist device is an acceptable alternative therapy in selected patients who are not candidates for cardiac transplantation.

PMID 11794191  N Engl J Med. 2001 Nov 15;345(20):1435-43. doi: 10.1056・・・
著者: Mark S Slaughter, Joseph G Rogers, Carmelo A Milano, Stuart D Russell, John V Conte, David Feldman, Benjamin Sun, Antone J Tatooles, Reynolds M Delgado, James W Long, Thomas C Wozniak, Waqas Ghumman, David J Farrar, O Howard Frazier, HeartMate II Investigators
雑誌名: N Engl J Med. 2009 Dec 3;361(23):2241-51. doi: 10.1056/NEJMoa0909938. Epub 2009 Nov 17.
Abstract/Text BACKGROUND: Patients with advanced heart failure have improved survival rates and quality of life when treated with implanted pulsatile-flow left ventricular assist devices as compared with medical therapy. New continuous-flow devices are smaller and may be more durable than the pulsatile-flow devices.
METHODS: In this randomized trial, we enrolled patients with advanced heart failure who were ineligible for transplantation, in a 2:1 ratio, to undergo implantation of a continuous-flow device (134 patients) or the currently approved pulsatile-flow device (66 patients). The primary composite end point was, at 2 years, survival free from disabling stroke and reoperation to repair or replace the device. Secondary end points included survival, frequency of adverse events, the quality of life, and functional capacity.
RESULTS: Preoperative characteristics were similar in the two treatment groups, with a median age of 64 years (range, 26 to 81), a mean left ventricular ejection fraction of 17%, and nearly 80% of patients receiving intravenous inotropic agents. The primary composite end point was achieved in more patients with continuous-flow devices than with pulsatile-flow devices (62 of 134 [46%] vs. 7 of 66 [11%]; P<0.001; hazard ratio, 0.38; 95% confidence interval, 0.27 to 0.54; P<0.001), and patients with continuous-flow devices had superior actuarial survival rates at 2 years (58% vs. 24%, P=0.008). Adverse events and device replacements were less frequent in patients with the continuous-flow device. The quality of life and functional capacity improved significantly in both groups.
CONCLUSIONS: Treatment with a continuous-flow left ventricular assist device in patients with advanced heart failure significantly improved the probability of survival free from stroke and device failure at 2 years as compared with a pulsatile device. Both devices significantly improved the quality of life and functional capacity. (ClinicalTrials.gov number, NCT00121485.)

2009 Massachusetts Medical Society
PMID 19920051  N Engl J Med. 2009 Dec 3;361(23):2241-51. doi: 10.1056/・・・
著者: Koichiro Kinugawa
雑誌名: Circ J. 2011;75(9):2038-45. Epub 2011 Aug 2.
Abstract/Text The new classification of heart failure in the American College of Cardiology/American Heart Association guidelines includes stage D, which is refractory severe heart failure that does not respond to medical or resynchronization therapy. Among the many treatment strategies for stage D heart failure, only heart transplantation and ventricular assist devices have been established as improving prognosis. With the evolution in the mechanics of ventricular assist devices in recent years, the postoperative prognosis has improved, and less sick patients can now be candidates for these devices. In Japan, 2 continuous flow devices have been approved since April 2011, and now is the best time to consider the indications for their use.

PMID 21817817  Circ J. 2011;75(9):2038-45. Epub 2011 Aug 2.
著者: James K Kirklin, David C Naftel, Robert L Kormos, Lynne W Stevenson, Francis D Pagani, Marissa A Miller, Karen L Ulisney, J Timothy Baldwin, James B Young
雑誌名: J Heart Lung Transplant. 2011 Feb;30(2):115-23. doi: 10.1016/j.healun.2010.12.001.
Abstract/Text The third annual report of the Interagency Registry for Mechanically Assisted Circulatory Support (INTERMACS) provides documentation of the current landscape of durable mechanical circulatory support in the United States. With nearly 3,000 patients entered into the database, the transition to continuous-flow pump technology is evident and dramatic. This report focuses on the rapidly expanding experience with mechanical circulatory support as destination therapy. The current 1-year survival of 75% with continuous-flow destination therapy provides a benchmark for the evolving application of this therapy.

Copyright © 2011 International Society for Heart and Lung Transplantation. Published by Elsevier Inc. All rights reserved.
PMID 21215378  J Heart Lung Transplant. 2011 Feb;30(2):115-23. doi: 10・・・
著者: James K Kirklin, David C Naftel, Robert L Kormos, Lynne W Stevenson, Francis D Pagani, Marissa A Miller, J Timothy Baldwin, James B Young
雑誌名: J Heart Lung Transplant. 2012 Feb;31(2):117-26. doi: 10.1016/j.healun.2011.12.001.
Abstract/Text The Fourth Annual Report of the Interagency Registry for Mechanically Assisted Circulatory Support (INTERMACS) summarizes and analyzes the first 5 years of patient and data collection. With more than 4,000 patients entered into the database, the evolution of pump technology, strategy at implant, and pre-implant patient profiles are chronicled. A risk factor analysis of the entire adult primary implant population is provided, and the recent composition of patient profiles is examined. Current actuarial survival with continuous-flow pumps exceeds 80% at 1 year and 70% at 2 years.

Copyright © 2012. Published by Elsevier Inc.
PMID 22305376  J Heart Lung Transplant. 2012 Feb;31(2):117-26. doi: 10・・・
著者: Kenneth Dickstein, Alain Cohen-Solal, Gerasimos Filippatos, John J V McMurray, Piotr Ponikowski, Philip Alexander Poole-Wilson, Anna Strömberg, Dirk J van Veldhuisen, Dan Atar, Arno W Hoes, Andre Keren, Alexandre Mebazaa, Markku Nieminen, Silvia Giuliana Priori, Karl Swedberg, ESC Committee for Practice Guidelines (CPG)
雑誌名: Eur Heart J. 2008 Oct;29(19):2388-442. doi: 10.1093/eurheartj/ehn309. Epub 2008 Sep 17.
Abstract/Text
PMID 18799522  Eur Heart J. 2008 Oct;29(19):2388-442. doi: 10.1093/eur・・・
著者: Kenneth Dickstein, Panos E Vardas, Angelo Auricchio, Jean-Claude Daubert, Cecilia Linde, John McMurray, Piotr Ponikowski, Silvia Giuliana Priori, Richard Sutton, Dirk J van Veldhuisen, ESC Committee for Practice Guidelines (CPG)
雑誌名: Eur Heart J. 2010 Nov;31(21):2677-87. doi: 10.1093/eurheartj/ehq337. Epub 2010 Aug 27.
Abstract/Text
PMID 20801924  Eur Heart J. 2010 Nov;31(21):2677-87. doi: 10.1093/eurh・・・
著者: Sharon Ann Hunt, William T Abraham, Marshall H Chin, Arthur M Feldman, Gary S Francis, Theodore G Ganiats, Mariell Jessup, Marvin A Konstam, Donna M Mancini, Keith Michl, John A Oates, Peter S Rahko, Marc A Silver, Lynne Warner Stevenson, Clyde W Yancy
雑誌名: Circulation. 2009 Apr 14;119(14):e391-479. doi: 10.1161/CIRCULATIONAHA.109.192065. Epub 2009 Mar 26.
Abstract/Text
PMID 19324966  Circulation. 2009 Apr 14;119(14):e391-479. doi: 10.1161・・・
著者: Robert S McKelvie, Gordon W Moe, Anson Cheung, Jeannine Costigan, Anique Ducharme, Estrellita Estrella-Holder, Justin A Ezekowitz, John Floras, Nadia Giannetti, Adam Grzeslo, Karen Harkness, George A Heckman, Jonathan G Howlett, Simon Kouz, Kori Leblanc, Elizabeth Mann, Eileen O'Meara, Miroslav Rajda, Vivek Rao, Jessica Simon, Elizabeth Swiggum, Shelley Zieroth, J Malcolm O Arnold, Tom Ashton, Michel D'Astous, Paul Dorian, Haissam Haddad, Debra L Isaac, Marie-Hélène Leblanc, Peter Liu, Bruce Sussex, Heather J Ross
雑誌名: Can J Cardiol. 2011 May-Jun;27(3):319-38. doi: 10.1016/j.cjca.2011.03.011.
Abstract/Text The 2011 Canadian Cardiovascular Society Heart Failure (HF) Guidelines Focused Update reviews the recently published clinical trials that will potentially impact on management. Also reviewed is the less studied but clinically important area of sleep apnea. Finally, patients with advanced HF represent a group of patients who pose major difficulties to clinicians. Advanced HF therefore is examined from the perspectives of HF complicated by renal failure, the role of palliative care, and the role of mechanical circulatory support (MCS). All of these topics are reviewed from a perspective of practical applications. Important new studies have demonstrated in less symptomatic HF patients that cardiac resynchronization therapy will be of benefit. As well, aldosterone receptor antagonists can be used with benefit in less symptomatic HF patients. The important role of palliative care and the need to address end-of-life issues in advanced HF are emphasized. Physicians need to be aware of the possibility of sleep apnea complicating the course of HF and the role of a sleep study for the proper assessment and management of the conditon. Patients with either acute severe or chronic advanced HF with otherwise good life expectancy should be referred to a cardiac centre capable of providing MCS. Furthermore, patients awaiting heart transplantation who deteriorate or are otherwise not likely to survive until a donor organ is found should be referred for MCS.

Copyright © 2011 Canadian Cardiovascular Society. Published by Elsevier Inc. All rights reserved.
PMID 21601772  Can J Cardiol. 2011 May-Jun;27(3):319-38. doi: 10.1016/・・・
著者: Jennifer L Peura, Monica Colvin-Adams, Gary S Francis, Kathleen L Grady, Timothy M Hoffman, Mariell Jessup, Ranjit John, Michael S Kiernan, Judith E Mitchell, John B O'Connell, Francis D Pagani, Michael Petty, Pasala Ravichandran, Joseph G Rogers, Marc J Semigran, J Matthew Toole, American Heart Association Heart Failure and Transplantation Committee of the Council on Clinical Cardiology, Council on Cardiopulmonary, Critical Care, Perioperative and Resuscitation, Council on Cardiovascular Disease in the Young, Council on Cardiovascular Nursing, Council on Cardiovascular Radiology and Intervention, and Council on Cardiovascular Surgery and Anesthesia
雑誌名: Circulation. 2012 Nov 27;126(22):2648-67. doi: 10.1161/CIR.0b013e3182769a54. Epub 2012 Oct 29.
Abstract/Text
PMID 23109468  Circulation. 2012 Nov 27;126(22):2648-67. doi: 10.1161/・・・

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