今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

改訂のポイント:
  1. 『フォーカスアップデート版PCPS/ECMO/循環補助用心内留置型ポンプカテーテルの適応・操作』『IMPELLA適正使用指針』を参照に、Impellaを含むそれぞれの機械補助装置の病態ごとの使い分けに関して加筆・修正を行った。
  1. 『重症心不全に対する植込型補助人工心臓治療ガイドライン』を参照に、DTを含めた植込型補助人工心臓を用いた最新の治療戦略に関して加筆・修正を行った。

概要・推奨   

  1. 内科治療に抵抗性を示す急性心不全に際しては速やかに機械的補助循環を考慮すべきである(推奨度2)
  1. ただし機械的補助循環を行う際には同時に出口戦略も模索する必要がある(推奨度2)
  1. 併存疾患のために中長期的な予後が見込めない患者に対して機械的補助循環治療を行うべきではなく、その適応は慎重に検討すべきである(推奨度4)

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
今村輝彦 : 特に申告事項無し[2024年]
監修:辻田賢一 : 特に申告事項無し[2024年]

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