今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 寺内公一 東京医科歯科大学 茨城県地域産科婦人科学講座

監修: 小林裕明 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科生殖病態生理学

著者校正/監修レビュー済:2023/10/25
参考ガイドライン:
  1. 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023
  1. 日本産科婦人科学会/日本女性医学学会:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン2020年度版
  1. 日本産科婦人科学会:緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成28年度改訂版)
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 「産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023」に基づき文言の修正を行った。
  1. 2023年4月に販売が中止されたノバT380(銅付加子宮内避妊具)に関連する記述を削除した。
  1. 低用量経口避妊薬(OC)、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)を処方する時の説明に追記を行った。
  1. 緊急避妊法(EC)の実施法とその留意点について追記と削除を行った。

概要・推奨   

  1. 低用量経口避妊薬(OC)、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)を処方するときには以下の説明を行う。
  1. OCは可逆的避妊法のなかで避妊効果において最も優れた方法の1つであり、安全性も高い。
  1. 月経困難症・過多月経の改善効果がある。
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まとめ 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 避妊とは、妊娠を望まない場合、受胎を防ぐために薬剤や器具を使用し、または月経周期における排卵期の予測を行ったり、射精の方法を考慮して妊娠を防ぐ方法のことをいう。
  1. 避妊法には可逆的な方法と不可逆的な方法が存在する。
  1. 可逆的避妊法のうちで避妊効果が高いのが低用量経口避妊薬(OC)と子宮内避妊用具(IUD)・レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)である。特にOCは安全性も高いことが明らかになっている[1][2]
  1. 不可逆的な避妊法としては卵管結紮や精管結紮が挙げられる。
  1. 緊急避妊とは、妊娠を望まない女性が、避妊を行わなかった、避妊法が不適切であった、性交を強要されたなど、妊娠に対して無防備な状況で行われた性交渉(Unprotected Sexual Intercourse、UPSI)後に妊娠の危険性を減少させる手段のことをいう。
  1. 緊急避妊法としては従来中用量ピルを用いたYuzpe法が行われていたが、レボノルゲストレル(ノルレボ錠)が2011年に緊急避妊薬として承認されたため、現在ではレボノルゲストレル単回投与法が経口薬を用いた第1選択の緊急避妊法となった。
  1. レボノルゲストレル単回投与法はYuzpe法に比べて妊娠阻止率に優れており、悪心・嘔吐などの有害事象も少ない[3][4][5]
 
パール指数:
  1. パール指数とは100組のカップルが1年間その避妊法を行った際の妊娠例数と同義であるが、わが国で実施された臨床試験の成績によれば、OCのパール指数は0~0.59であり[1]、コンドーム、殺精子剤、リズム法等の避妊法と比較すると、避妊法のなかでは最も低いものの1つである。海外の報告では、OCを理想的に服用した場合の失敗率(パール指数:使用開始1年間の妊娠率)は0.3、一般的な服用(飲み忘れるリスク等も加味)の場合9である。
 
各種避妊法使用開始1年間の妊娠率(%)[7]
  1. 避妊せず
  1. 1年間の妊娠率 85%
  1. ピル(OC)
  1. 理想的な使用:0.3%、一般的な使用:9%、1年間の継続率:67%
  1. コンドーム
  1. 理想的な使用:2%、一般的な使用:18%、1年間の継続率:43%
  1. 殺精子剤
  1. 理想的な使用:18%、一般的な使用:28%、1年間の継続率:42%
  1. ペッサリー
  1. 理想的な使用:6%、一般的な使用:12%、1年間の継続率:57%
  1. 薬物添加IUD
  1. 理想的な使用:0.2~0.6%、一般的な使用:0.2~0.8%、1年間の継続率:78~80%
  1. リズム法
  1. 理想的な使用:0.4~5%、一般的な使用:24%、1年間の継続率:47%
  1. 女性避妊手術
  1. 理想的な使用:0.5%、一般的な使用:0.5%、1年間の継続率:100%
  1. 男性避妊手術
  1. 理想的な使用:0.1%、一般的な使用:0.15%、1年間の継続率:100%
    *理想的な使用とは:選んだ避妊法を正しく続けて使用している場合である。また一般的な使用とは、飲み忘れを含め一般的に使用している場合である。
問診・診察のポイント  
  1. OCの服用禁忌となる疾患や病態を有していないか、あるいは慎重投与例に相当しないかを聴取する[8]
 
 
 
  1. 喫煙は有害事象の発症率を上昇させる報告が多いため、喫煙歴については特に十分な問診を行う[2]
  1. 不可逆的な避妊方法を選択する際には、特に慎重に説明し同意を得る。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
寺内公一 : 講演料(富士製薬工業(株),大塚製薬(株)),企業などが提供する寄付講座(茨城県,茨城県厚生農業協同組合連合会)[2025年]
監修:小林裕明 : 講演料(MSD(株),アストラゼネカ(株),サノフィ(株)),研究費・助成金など(日本ベクトン・ディッキンソン(株)),奨学(奨励)寄付など(中外製薬(株),(株)新日本科学)[2025年]

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