今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 松本聡子 北海道せき損センター

著者: 須田浩太 北海道せき損センター

監修: 酒井昭典 産業医科大学 整形外科学教室

著者校正/監修レビュー済:2022/03/30
参考ガイドライン:
  1. 日本排尿機能学会/日本脊髄障害医学会/日本泌尿器科学会 脊髄障害における下部尿路機能障害の診療ガイドライン作成委員会:脊髄損傷における下部尿路機能障害の診療ガイドライン2019年版
  1. A Clinical Practice Guideline for the Management of Acute Spinal Cord Injury, Introduction, Rationale, and Scope, Global Spnie J.2017 Sep;7 (3 Suppl):84S-94S.
  1. 日本リハビリテーション医学会 日本リハビリテーション医学診療ガイドライン委員会・神経筋疾患・脊髄損傷の呼吸リハビリテーションガイドライン策定委員会:神経筋疾患・脊髄損傷の呼吸リハビリテーションガイドライン
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 日本脊髄障害医学会による脊髄損傷全国発生調査の結果に基づき、加筆修正した。
  1. 日本脊髄障害医学会が約30年ぶりに脊髄損傷全国発生調査(回答率74.4%)を実施し、本邦における脊髄損傷の疫学の実態が明らかとなった。推定年間発生率は100万人あたり49人、頚頚髄損傷は88.1%、発症年齢中央値70.0歳、男女比3:1、原因は転倒が38,6%、交通事故が20.1%であった。高齢頚髄障害患者が、わが国の高齢化とともに増加していることが実証された。
 

概要・推奨   

  1. CT、MRI:MRIは脊椎と脊髄の同時評価が可能であり有用性が高い。しかし撮像時間を有するならCTを優先させる(推奨度1)
  1. 神経学的評価:国際基準であるInternational Standards for Neurological Classification of SCI (ISNCSCI) による脊髄損傷評価基準(ASIA Impairment Scaleとも言う)の習得と実施は必須である(推奨度1)
  1. 損傷脊椎の安定性を確認した後の可及的早期からリハビリテーション治療を開始することで、様々な併発症状を軽症化することがある。(推奨度2)

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
松本聡子 : 特に申告事項無し[2023年]
須田浩太 : 特に申告事項無し[2023年]
監修:酒井昭典 : 講演料(旭化成ファーマ(株),帝人ヘルスケア(株)),奨学(奨励)寄付など(旭化成ファーマ(株),第一三共(株))[2023年]

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