今日の臨床サポート

子宮体がん(進行期):Ⅱ期以上

著者: 渡利英道 北海道大学病院 婦人科

著者: 三田村卓 北海道大学病院 婦人科

著者校正/監修レビュー済:2018/09/05

概要・推奨   

疾患のポイント:
  1. 宮内膜に発した癌が子宮体部を超えて広がり、子宮頸部や卵巣卵管に浸潤した状態、経卵管的に腹腔内に播種した状態、血行性あるいはリンパ行性に転移した状態で発見される。
  1. 臨床病理学的分類(子宮体がん(初期):I期を参照)のうち、漿液性癌や明細胞癌などⅡ型では、原発巣が子宮体部に限局する比較的小さい腫瘍でも播種や転移を起していることがある。
  1. 脈管侵襲の有無によらず、すべての症例が再発高リスクであり、術後の補助療法や再発時の治療を想定した集学的な治療戦略を練る必要がある。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
渡利英道 : 特に申告事項無し[2021年]
三田村卓 : 研究費・助成金など(住友電工グループ社会貢献基金,一般社団法人WIND研究助成)[2021年]

病態・疫学・診察

疾患情報  
  1. 宮内膜に発した癌が子宮体部を超えて広がり、子宮頸部や卵巣卵管に浸潤した状態、経卵管的に腹腔内に播種した状態、血行性あるいはリンパ行性に転移した状態で発見される。
  1. 臨床病理学的分類(子宮体がん(初期):I期を参照)のうち、漿液性癌や明細胞癌などのⅡ型では、原発巣が子宮体部に限局する比較的小さな腫瘍でも播種や転移を起していることがある。
  1. 脈管侵襲の有無によらず、すべての症例が再発高リスクであり、術後の補助療法や再発時の治療を見越した集学的な治療戦略を練る必要がある。
問診・診察のポイント  
  1. 閉経後女性が性器出血を訴える場合は、子宮体がんを念頭に置いて内診、細胞診、超音波検査を行う。

これより先の閲覧には個人契約のトライアルまたはお申込みが必要です。

最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース「今日の臨床サポート」。
常時アップデートされており、最新のエビデンスを各分野のエキスパートが豊富な図表や処方・検査例を交えて分かりやすく解説。日常臨床で遭遇するほぼ全ての症状・疾患から薬剤・検査情報まで瞬時に検索可能です。

まずは15日間無料トライアル
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。

文献 

著者: Hidemichi Watari, Hiroshi Katayama, Taro Shibata, Kimio Ushijima, Toyomi Satoh, Takashi Onda, Daisuke Aoki, Haruhiko Fukuda, Nobuo Yaegashi, Noriaki Sakuragi, Gynecologic Cancer Study Group of the Japan Clinical Oncology Group
雑誌名: Jpn J Clin Oncol. 2017 Oct 1;47(10):986-990. doi: 10.1093/jjco/hyx108.
Abstract/Text To prospectively investigate the survival benefit of para-aortic lymphadenectomy, we launched a new study, the JCOG1412. This is a randomized Phase III trial to confirm the superiority of pelvic and para-aortic lymphadenectomy to pelvic lymphadenectomy alone. Patients corresponding to possible FIGO Stage IB, II, IIIA, IIIB, and a part of IIIC1 are eligible for the first registration before surgery. Next, those patients without evidence of para-aortic lymph node metastasis and multiple pelvic lymph node metastasis during surgery will be included in the second registration and randomized to either the pelvic lymphadenectomy alone arm or the pelvic and para-aortic lymphadenectomy arm. After the initial surgery, patients with post-operative recurrence risks receive adjuvant chemotherapy. The primary endpoint is overall survival. Secondary endpoints include relapse-free survival, short-term surgical outcomes, adverse events related to adjuvant chemotherapy and recurrence patterns. This trial has been registered at the UMIN Clinical Trials Registry [http://www.umin.ac.jp/ctr/index.htm] as UMIN000025399.

© The Author 2017. Published by Oxford University Press. All rights reserved. For permissions, please e-mail: journals.permissions@oup.com.
PMID 28981739  Jpn J Clin Oncol. 2017 Oct 1;47(10):986-990. doi: 10.10・・・

ページ上部に戻る

戻る

さらなるご利用にはご登録が必要です。

こちらよりご契約または優待日間無料トライアルお申込みをお願いします。

(※トライアルご登録は1名様につき、一度となります)


ご契約の場合はご招待された方だけのご優待特典があります。

以下の優待コードを入力いただくと、

契約期間が通常12ヵ月のところ、14ヵ月ご利用いただけます。

優待コード: (利用期限:まで)

ご契約はこちらから