多飲

著者: 村島美穂 名古屋市立大学腎臓内科学講座

監修: 大滝純司 東京医科大学 医学教育学 総合診療科

著者校正/監修レビュー済:2020/04/22
参考ガイドライン:
  1. 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等製作研究事業「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」班、日本内分泌学会間脳下垂体機能障害の診断と治療の手引き(平成30年度改訂)

概要・推奨  

  1. 尿崩症と心因性多飲の鑑別のためには、高張食塩水負荷試験あるいは水制限試験を行い、そのあと、バソプレシン負荷試験にて中枢性および腎性の尿崩症の鑑別を行う。水制限試験は尿崩症患者に行うと著しい脱水の危険があるため、通常、高張食塩水負荷試験が推奨されている(推奨度2)。
  1. 中枢性尿崩症の治療においては、脱水を避けるために十分な水分をとることが重要である。また、塩分制限と蛋白制限が推奨されている(推奨度2)。
  1. 腎性尿崩症の治療として、塩分制限と蛋白制限が推奨されている(推奨度2)。
  1. 心因性多飲の患者の低Na血症の補正速度が過度にならないよう、十分な注意が必要である。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、高張食塩水負荷試験について加筆修正を行った。


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