消化管ポリポーシス :トップ    
監修: 上村直実 国立国際医療研究センター 国府台病院
高山哲治 徳島大学大学院医歯薬学研究部 消化器内科学

概要

疾患のポイント:
  1. 消化管ポリポーシスとは、同一の組織像を呈するポリープが消化管に多発する疾患群の総称である。
  1. その組織像から、腺腫性ポリポーシス、過誤腫性ポリポーシス、炎症性ポリポーシス、化生性ポリポーシス、その他に大別される。
  1. ポリープの発生部位は胃・十二指腸・小腸・大腸の広範囲に及ぶことが多い。
  1. ポリープの数による厳密な定義はないが、ほぼ100個以上を有することが多い。
  1. 腺腫性ポリポーシスと過誤腫性ポリポーシスは遺伝性を示し、原因遺伝子の一部も明らかとなっている。
  1. 遺伝性消化管ポリポーシスは悪性腫瘍の高危険群でもある。
 
臨床のポイント:
  1. 本疾患は内視鏡検査やX線検査で偶然発見されることが多い。
  1. 上部消化管にも多発性ポリープを伴うことが多いことにも留意する必要がある。
  1. ポリポーシスに遭遇した場合、本疾患を念頭においた問診(家族歴および既往歴)の聴取が重要となる。
  1. なかでも家族性大腸腺腫症の診断と治療方針は重要であり、専門家に紹介すべきである。

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

診断のための検査
  1. 消化管ポリポーシスの診断には内視鏡検査が必須であり、X線検査も行うことが望ましい。
〇 ポリープの組織診断や悪性腫瘍の鑑別に1)は必須であり、ポリポーシスの分布診断には2)が有用である。

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薬剤監修について:
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※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
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消化管ポリポーシスの分類と特徴
大腸腺腫症の大腸内視鏡所見
Peutz-Jeghers症候群の小腸および大腸内視鏡所見
著者校正/監修レビュー済
2016/06/30