痛みのある皮膚疾患 :トップ    
監修: 戸倉 新樹 浜松医科大学医学部附属病院 皮膚科
安部正敏 医療法人社団廣仁会札幌皮膚科クリニック

概要

疾患のポイント:
  1. 痛みとは、組織の実質的あるいは潜在的な障害に関連する、またはこのような障害と関連した言語を用いて述べられる不快な感覚・情動体験である(国際疼痛学会の定義)。
  1. 痛みは、客観的評価が可能な皮疹と異なり、患者により表現の差がある。
  1. 皮膚腫瘍の鑑別では、痛みの有無が有力な情報となる。
  1. 適切な治療を行わなければ、後遺症を残す場合がある。

緊急対応: >詳細情報 
  1. 重症の蜂窩織炎、壊死性筋膜炎、ガス壊疽、顔面に生じた帯状疱疹、皮膚筋炎、熱傷では、緊急対応が必要な場合がある。

症状治療・診断的治療: >詳細情報 
  1. 原疾患の治療を行う。自覚症状改善のために非ステロイド系抗炎症薬を投与する場合も多いが、あくまで対症療法である。
 
診断へのアプローチ:(鑑別疾患: 鑑別疾患 )
  1. 痛みを伴う皮膚疾患の鑑別:アルゴリズム
  1. 痛みを伴う皮膚疾患の鑑別(細菌性、ウイルス性):アルゴリズム
  1. 痛みを伴う皮膚疾患の鑑別(炎症性):アルゴリズム
  1. 痛みを伴う皮膚疾患の鑑別(脈管性、物理障害性):アルゴリズム

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

帯状疱疹の治療例
  1. 帯状疱疹後神経痛を残さないためにも早期から全身療法を開始する。
○ 1)2)のいずれか1つを用いる。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

痛みを伴う皮膚疾患の鑑別
痛みを伴う皮膚疾患の鑑別(細菌性、ウイルス性)
痛みを伴う皮膚疾患の鑑別(炎症性)
痛みを伴う皮膚疾患の鑑別(脈管性、物理障害性)
毛包炎
丹毒
帯状疱疹
口腔内アフタ
皮膚筋炎
関節症性乾癬
著者校正/監修レビュー済
2017/01/20