気管支喘息(小児科) :トップ    
監修: 渡辺博 帝京大学医学部附属溝口病院
小林茂俊 帝京大学 小児科

概要

  1. 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017
の発表に伴い、現在アップデート中
 
疾患のポイント:
  1. 気管支喘息とは、発作性の気道狭窄により呼気性喘鳴、呼吸困難を反復する疾患である。基本病態は気道過敏性と気道の慢性炎症であり、遺伝要因に環境要因が加わって発症する。
  1. 有症率は4~19.9%と高い。また、2歳までに60%、6歳までに80~90%が発症する。小児においてはIgEが高値で他のアレルギー疾患を伴うアトピー型が多いが、少ないながらも非アトピー型も存在する。
  1. 気管支喘息発症年齢: <図表>
  1. ウイルス、マイコプラズマ、クラミジアなどの感染、受動喫煙、運動、冷気、花火などの煙、気候変動、ストレスなどの増悪因子がある。
  1. 気管支喘息の長期予後に関しては、以前思われていたほど楽観できないこと、小児期の十分な治療により呼吸機能を悪化させないことが重要であることなどがわかってきている( >詳細情報 )。
 
診断: >詳細情報 
  1. 気管支喘息は臨床症状で診断する。呼気性の高調性喘鳴や呼気延長を伴う呼吸困難が反復すれば診断は必ずしも困難ではない。
  1. 同時に、種々の喘鳴を来す疾患を鑑別する。特に細気管支炎、気管支炎を鑑別する必要がある。異物誤嚥は、見逃しやすいので注意する。
  1. 喘鳴の鑑別フローチャート:アルゴリズム
  1. 鑑別を要する疾患:<図表>
 
発作時の治療:
  1. 発作時の治療のポイント:
  1. 発作時には、発作強度を評価し、その発作強度により、外来治療、入院治療、より高度な施設への転送を行うかを判定する。
  1. 発作時の重症度評価: …

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

喘息発作時の医療機関での対応のフローチャート(2~15歳)
急性発作に対する医療機関での対応のフローチャート(2歳未満)
喘鳴の鑑別フローチャート
気管支喘息発症年齢
鑑別を要する疾患
発作強度の判定基準
医療機関での喘息発作に対する薬物療法プラン(2~15歳)
医療機関での喘息発作に対する薬物療法プラン(2歳未満)
治療前の臨床症状に基づく小児気管支喘息の重症度分類
小児気管支喘息の長期管理に関する薬物療法プラン(2~5歳)
著者校正/監修レビュー済
2017/06/30


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