子宮腺筋症 :トップ    
監修: 小西郁生 独立行政法人国立病院機構 京都医療センター
五味淵秀人 河北総合病院産婦人科

概要

疾患のポイント:
  1. 子宮腺筋症とは、子宮筋層内に異所性子宮内膜組織を認める疾患である。
  1. 過多月経の症例で子宮筋腫が明らかでない場合、月経痛を訴えて受診した症例、子宮筋腫や子宮内膜症の診断のついた症例では、子宮腺筋症の存在を疑って検査する。
 
診断: >詳細情報 
  1. 超音波では、筋層の境界不鮮明な肥厚を認め、MRIでは、筋層内に境界がはっきりしない低信号の病変として示されこの部分のjunctional zoneは不鮮明である場合に、診断となる。
 
重症度・予後: >詳細情報 
  1. 多くの症例においてホルモン療法は有効であるが、中止とともに速やかに再燃する。
  1. びまん性あるいは大きな病変を有する妊娠例は、流早産やそれに引き続く大量出血の可能性がある。
 
治療:アルゴリズム >詳細情報 
  1. 無症状であれば治療の絶対的必要性はない。
  1.  子宮内膜症 と同様に対症療法やホルモン療法を行う。
  1. 根治術は子宮全摘である。
 
専門医相談のタイミング: >詳細情報 
  1. 子宮肉腫との鑑別が困難な場合は専門医に紹介する。

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

初診時検査例
  1. 子宮の増大、硬度の上昇を内診で認めたら検査を行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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子宮腺筋症の治療
著者校正/監修レビュー済
2018/02/28