今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 野口靖之 愛知医科大学 周産期母子医療センター

監修: 小林裕明 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科生殖病態生理学

著者校正済:2024/07/24
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編 2023
  1. 日本性感染症学会:性感染症 診断・治療ガイドライン2020
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 『産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編 2023』『性感染症 診断・治療ガイドライン 2020』に基づき、改訂を行った。
  1. FHCSの注射薬にキノロン系抗菌薬を追加した。
  1. 膣トリコモナス症の診断法に培養法、核酸増幅法を追加した。

概要・推奨   

疾患の背景
  1. 世界的に最も罹患者の多い性感染症である。
  1. クラミジア子宮頸管炎を未治療のまま放置すると卵管峡部の閉塞や卵管周囲癒着を形成し、卵管不妊だけでなく卵管妊娠、卵管留水腫の原因になる。
アカウントをお持ちの方はログイン
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要とな
閲覧
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必
閲覧にはご
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が
閲覧には
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧に
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となりま
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧には

まとめ 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. Chlamydia trachomatis(クラミジア)は、性交渉により子宮頸管の円柱細胞に感染し子宮頸管炎を引き起こす。性器以外では、オーラルセックスやアナルセックスを介して眼瞼結膜、咽頭、直腸の粘膜に感染することがある。
  1. 性器クラミジア感染症は、2000~2012年の推移をみると、2002年までの増加から2003年に減少に転じた。その後、減少傾向が続いているが、20010年以降は減少率が鈍化した。新型コロナウイルス感染症流行下においては微増を認める。
 
定点あたり性感染症報告数の年次推移(女性) 

性器クラミジア感染症は、2000~2015年の推移をみると、2002年までの増加から2003年に減少に転じた。その後、減少傾向が続いたが、2016年以降は微増傾向にある。
 
参考文献:
厚生労働省HPデータ(https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html)

出典

著者提供
 
  1. 国内における報告数は、減少傾向にあるが、いまだ最も頻度の高い性感染症である。また、罹患しても90%以上が無症状であるため、感染に気づかない罹患者が、このほかに多数存在すると考えられる。罹患者の大部分は10~20歳代の若年者である。
 
年齢別にみた性器クラミジア感染症の定点あたり報告数の年次推移(女性)

男女ともに、これらから妊娠、出産を控えた10歳代後半から20歳代が罹患者の大部分を占める。
 
参考文献:
厚生労働省HPデータ(https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html)

出典

著者提供
 
  1. 子宮頸管炎を治療せず放置すると、上行性感染して子宮内膜炎、卵管炎を引き起こす。さらに、感染が、卵管采を経由して、骨盤内へ波及すると骨盤内炎症性疾患(pelvic inflammatory disease:PID)およびFHCSを発症する。
  1. また、これらの卵管障害は卵管不妊や異所性妊娠の原因になるため、早期治療が必要である。
  1. クラミジア子宮頸管炎の自覚症状は、帯下異常、不正性器出血であるが、PIDやFHCSを発症すると下腹部痛や右上腹部痛を自覚する。
  1. 診断は、子宮頸管擦過検体をスワブで採取し、クラミジアを検出し診断する。子宮頸管炎や軽症PIDであれば、経口抗菌薬により治療が可能である。
  1. 米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention :CDC)は、特に症状を認めなくても25歳以下の性活動を持つ女性、25~30歳でパートナーが変わった人、複数のパートナーのある人を対象としてクラミジアに対するスクリーニング検査の実施を推奨している。
  1. 妊婦がクラミジア頸管炎を合併すると産道感染を引き起こし、新生児が結膜炎や肺炎を発症する。
問診・診察のポイント  
  1. 性交渉の経験、帯下異常、性交時出血、下腹部痛、右上腹部痛の有無を確認する。また、月経遅延があれば妊娠検査を行う。

これより先の閲覧には個人契約のトライアルまたはお申込みが必要です。

最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース「今日の臨床サポート」。
常時アップデートされており、最新のエビデンスを各分野のエキスパートが豊富な図表や処方・検査例を交えて分かりやすく解説。日常臨床で遭遇するほぼ全ての症状・疾患から薬剤・検査情報まで瞬時に検索可能です。

まずは15日間無料トライアル
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
野口靖之 : 特に申告事項無し[2024年]
監修:小林裕明 : 講演料(MSD(株),中外製薬(株),アストラゼネカ(株),(株)メディカロイド),研究費・助成金など(シスメックス(株),(株)メディカロイド),奨学(奨励)寄付など(中外製薬(株))[2024年]

ページ上部に戻る

クラミジア感染症(婦人科)

戻る