アレルギー性鼻炎

著者: 藤枝重治 福井大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学

監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院

著者校正/監修レビュー済:2020/11/12
参考ガイドライン:
  1. 2020年版(改訂第9版)鼻アレルギー診療ガイドライン―通年性鼻炎と花粉症―
  1. Allergic Rhinitis and its Impact on Asthma (ARIA) Phase 4 (2018)

薬剤承認情報:
2019年12月11日  ゾレア皮下注用 (オマリズマブ(遺伝子組換え) 気管支喘息治療剤/季節性アレルギー性鼻炎治療剤/慢性蕁麻疹治療剤(ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体製剤))

個人契約のトライアルまたはお申込みで全コンテンツが閲覧可能

疾患、症状、薬剤名、検査情報から初診やフォローアップ時の治療例まで。

1,400名の専門医による経験と根拠に基づく豊富な診療情報が、今日の臨床サポート1つで確認できます。

まずは15日間無料トライアル

概要・推奨  

  1. 診断には十分な問診を行うとともに、アレルゲンに対する特異的IgEを測定して、アレルギー性鼻炎の診断を確定して、治療に取り組むことを推奨する。
  1. アレルギー性鼻炎治療の第1選択薬は、第2世代抗ヒスタミン薬であり、現在は眠気などの有害事象が極めて少なく安全であることを患者に十分に説明して処方することが、患者のQOL向上につながる。
 
参考文献:
日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会/鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会編:鼻アレルギー診療ガイドライン 2020年版(改訂第9版)、ライフ・サイエンス、2020;p2-108.
Allergol Int. 2020 May 27:S1323-8930(20)30050-2. doi: 10.1016/j.alit.2020.04.001. Online ahead of print.
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 2019年に施行した疫学情報が追加され、アレルギー性鼻炎の有病率は49.2%、スギ花粉症は38.8%であった。ともに2008年よりも増加した。(松原篤、坂下雅文、後藤穣、川島佳代子、松岡伴和、近藤悟、山田武千代、竹野幸夫、竹内万彦、浦島充佳、藤枝重治、大久保公裕:鼻アレルギーの全国疫学調査2019 (1998年,2008年との比較): 速報―耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として―[https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/123/6/123_485/_pdf/-char/ja])
  1. 発症のメカニズムに2型自然リンパ球(ILC2)が追加された。くしゃみ増強など鼻粘膜過敏症亢進メカニズムに最小持続炎症とプライミング効果が追加された。
  1. 薬物療法に生物学的製剤(抗IgE抗体)が追加された。

ページ上部に戻る

疫学、診断、治療、予後、それらのエビデンス等をご覧になりたい場合には、
トライアル登録またはご契約へ

エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
Thank you for serving us!