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薬剤承認情報:
2019年9月20日 ラスビック錠(ラスクフロキサシン塩酸塩 キノロン系経口抗菌剤)
2019年9月20日 ラスビック錠(ラスクフロキサシン塩酸塩 キノロン系経口抗菌剤)
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概要・推奨
- 全身ステロイドと抗菌薬の併用による治療は症状の期間を短くする可能性があり、治療のオプションとして考慮してもよい。
- 海外のIDSAのガイドラインでは治療の期間は5~10日程度を推奨している(推奨度2)。
- 急性細菌性副鼻腔炎に対して、抗菌薬による治療は症状の期間軽減に効果があり、推奨される(推奨度2)。
- 成人において、急性細菌性鼻副鼻腔炎を他の急性鼻副鼻腔炎(例えばウイルス性鼻副鼻腔炎)と区別するべきであり、重症度を判定し、軽症では抗菌薬を使用せずに対症療法を行う、中等症や重症では抗菌薬を使用するならAMPCまたはCVA/AMPCを5~10日間のみ使用する(推奨度2)。
- 症状緩和のために消炎鎮痛薬、点鼻ステロイド薬、生理食塩水での鼻洗浄が推奨される(推奨度2)。
- レントゲン写真を撮ることと、内視鏡下に中鼻道から細菌検査をすることが有用である(推奨度2)。
- 経口ステロイド単剤での成人の副鼻腔炎の治療は有用ではない(推奨度2)。
- 小児の普通の鼻副鼻腔炎では、クラバモックスにステロイド点鼻の併用が有用である(推奨度3)。
- 5つのRCTを検討したところ、生理食塩水の鼻洗いの有用性は示されなかった。しかしある小児のトライアルでは鼻洗浄は鼻汁減少に有用であり、鼻呼吸を改善することが示された(推奨度2)。アモキシシリン投与群(31例)とプラセボ投与群(31例)で生理食塩水鼻洗い両群に行ったら優位さを認めなかった、すなわち鼻洗いは有用であることが示された(推奨度2)。
- わが国における急性副鼻腔炎の起炎菌は肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラカタラーリス菌が多く、3菌種で65%ほどを占めている。嫌気性菌も10%足らず検出される(推奨度1)。
- 小児の反復性急性鼻副鼻腔炎では、免疫グロブリン(特にIgG)の不足や欠損、アレルギーの関与が重要である(推奨度2)。
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- 全身ステロイドと抗菌薬の併用による治療は症状の期間を短くする可能性があり、治療のオプションとして考慮してもよい。
- 海外のIDSAのガイドラインでは治療の期間は5~10日程度を推奨している(推奨度2)。
- 急性細菌性副鼻腔炎に対して、抗菌薬による治療は症状の期間軽減に効果があり、推奨される(推奨度2)。
- 成人において、急性細菌性鼻副鼻腔炎を他の急性鼻副鼻腔炎(例えばウイルス性鼻副鼻腔炎)と区別するべきであり、重症度を判定し、軽症では抗菌薬を使用せずに対症療法を行う、中等症や重症では抗菌薬を使用するならAMPCまたはCVA/AMPCを5~10日間のみ使用する(推奨度2)。
- 症状緩和のために消炎鎮痛薬、点鼻ステロイド薬、生理食塩水での鼻洗浄が推奨される(推奨度2)。
- レントゲン写真を撮ることと、内視鏡下に中鼻道から細菌検査をすることが有用である(推奨度2)。
- 経口ステロイド単剤での成人の副鼻腔炎の治療は有用ではない(推奨度2)。
- 小児の普通の鼻副鼻腔炎では、クラバモックスにステロイド点鼻の併用が有用である(推奨度3)。
- 5つのRCTを検討したところ、生理食塩水の鼻洗いの有用性は示されなかった。しかしある小児のトライアルでは鼻洗浄は鼻汁減少に有用であり、鼻呼吸を改善することが示された(推奨度2)。アモキシシリン投与群(31例)とプラセボ投与群(31例)で生理食塩水鼻洗い両群に行ったら優位さを認めなかった、すなわち鼻洗いは有用であることが示された(推奨度2)。
- わが国における急性副鼻腔炎の起炎菌は肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラカタラーリス菌が多く、3菌種で65%ほどを占めている。嫌気性菌も10%足らず検出される(推奨度1)。
- 小児の反復性急性鼻副鼻腔炎では、免疫グロブリン(特にIgG)の不足や欠損、アレルギーの関与が重要である(推奨度2)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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