鼻出血

著者: 竹内裕美 鳥取大学医学部感覚運動医学講座耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野

監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院

著者校正済:2020/02/14
現在監修レビュー中

参考ガイドライン:
  1. Khan M, Conroy K, Ubayasiri K, Constable J, Smith ME, Williams RJ, Kuhn I, Smith M, Philpott C. Initial assessment in the management of adult epistaxis: systematic review. J Laryngol Otol. 2017 Dec;131(12):1035-1055.

概要・推奨  

  1. 鼻出血の治療は、出血の部位・程度・原因によって治療法が異なるため、時機を失せずに専門医療機関へ紹介する必要がある。
  1. 一般診療所等では、圧迫止血(鼻翼を10~20分間圧迫)、可能であればボスミン等の血管収縮薬の局所投与を行い、咽頭に流下する血液の喀出(座位あるいは側臥位)を指示し、同時にバイタルサインのチェックを行う(推奨度1)。
  1. 圧迫止血で止血しない場合には、出血点を確認して化学焼灼や電気焼灼が必要なため耳鼻咽喉科医へ紹介する。抗凝固薬の使用、高血圧などの複数診療科による治療が必要な場合には、高次医療機関を紹介する(推奨度1)。
  1. 難治性の鼻出血では、血管結紮や塞栓術が行われるが、現在、明確な適応基準はない。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、内科医等の耳鼻咽喉科医以外の医師から耳鼻咽喉科診療所、あるいは耳鼻咽喉科が常勤する総合病院への紹介のタイミングについて、追記を行った。


ページ上部に戻る

疫学、診断、治療、予後、それらのエビデンス等をご覧になりたい場合には、
トライアル登録またはご契約へ