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概要・推奨
疾患のポイント:- 小児の肘周囲の骨折・脱臼のなかで最も頻度が高いため、高所からの転落などで手を突いての受傷であれば、真っ先に上腕骨顆上骨折を疑う。骨折の転位の程度、神経・循環障害の有無で治療法を選択する。
- 小児の肘関節周囲骨折のなかで60~80%と最も頻度が高く、5~6歳にピークがあり、男子に多い。
- 雲梯や鉄棒などの高所から転落し、手から地面について受傷する伸展型が多い。骨の断面積が小さい上腕骨の顆上部にストレスが集中して骨折を生じる。約10%に神経麻痺を合併する。多くの場合自然回復するが、尺骨神経麻痺は完全回復しないことが多いという報告もある[1]。
診断: >詳細情報 - 受傷機転、臨床所見、X線検査に上腕骨顆上骨折を確認する。
- 肘関節正側面2方向の単純X線撮影を行う。通常、診断は容易だが、疼痛や腫脹がはっきりしているのに上腕骨顆上骨折を認めない場合には他の骨折・外傷を考える。
- 単純X線像:<図表>
重症度・予後: >詳細情報 - 整復位が保持されれば予後良好で、機能障害を残すことは少ない。
検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。
■診断例
関連論文:
1:
Long-term Functional Results of Neurological Complications of Pediatric Humeral Supracondylar Fractures.
J Pediatr Orthop. 2015 Sep;35(6):606-10. doi: 10.1097/B・・・
疾患のポイント:
- 小児の肘周囲の骨折・脱臼のなかで最も頻度が高いため、高所からの転落などで手を突いての受傷であれば、真っ先に上腕骨顆上骨折を疑う。骨折の転位の程度、神経・循環障害の有無で治療法を選択する。
- 小児の肘関節周囲骨折のなかで60~80%と最も頻度が高く、5~6歳にピークがあり、男子に多い。
- 雲梯や鉄棒などの高所から転落し、手から地面について受傷する伸展型が多い。骨の断面積が小さい上腕骨の顆上部にストレスが集中して骨折を生じる。約10%に神経麻痺を合併する。多くの場合自然回復するが、尺骨神経麻痺は完全回復しないことが多いという報告もある[1]。
診断: >詳細情報
- 受傷機転、臨床所見、X線検査に上腕骨顆上骨折を確認する。
- 肘関節正側面2方向の単純X線撮影を行う。通常、診断は容易だが、疼痛や腫脹がはっきりしているのに上腕骨顆上骨折を認めない場合には他の骨折・外傷を考える。
- 単純X線像:<図表>
重症度・予後: >詳細情報
- 整復位が保持されれば予後良好で、機能障害を残すことは少ない。
■診断例
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診断例
関連論文:
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1: | Long-term Functional Results of Neurological Complications of Pediatric Humeral Supracondylar Fractures. |
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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