今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 古矢丈雄1) 千葉大学大学院 医学研究院 整形外科学

著者: 山崎正志2) 筑波大学 医学医療系 整形外科

監修: 酒井昭典 産業医科大学 整形外科学教室

著者校正/監修レビュー済:2020/11/19
患者向け説明資料

まとめ 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 上位頚椎の病変とは、後頭骨から第1頚椎(環椎)、第2頚椎(軸椎)に生じる病変をいう。
  1. 単なる加齢変性によるものは少なく、外傷、関節リウマチ、先天性奇形などの素因が存在することが多い。
  1. 画像検査上病変が認められても無症状のことも多い。
問診・診察のポイント  
 
 
問診:
  1. ポイント:
  1. 頚椎病変の症状である、局所症状、脊髄症状、延髄刺激症状、小脳症状、椎骨動脈循環障害などの有無をそれぞれ確認するため、「局所の痛み」(局所症状)なのか「神経症状」(脊髄症状、延髄刺激症状、小脳症状)なのか確認する。また、めまい、失神発作などの椎骨動脈循環障害に由来する症状がないかどうか確認する。

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著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
古矢丈雄 : 研究費・助成金など(NSKナカニシ財団),旅費,贈答品など(AO Spine Japan)[2024年]
山崎正志 : 未申告[2024年]
監修:酒井昭典 : 講演料(旭化成ファーマ(株),帝人ヘルスケア(株))[2025年]

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上位頚椎の病変

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