栄養管理(在宅医療)

著者: 小野沢滋 みその生活支援クリニック

監修: 和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部

著者校正/監修レビュー済:2021/01/28
参考ガイドライン:
  1. アメリカ静脈経腸栄養学会(ASPEN):Guidelines for the Use of Parenteral and Enteral Nutrition in Adult and Pediatric Patients, JPEN vol 26(1) supplement 2002
  1. 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015年版)
  1. 厚生労働省:(「日本人の食事摂取基準」(2020版)策定検討会報告書(案)

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概要・推奨  

  1. 在宅で最も必要な栄養管理は低栄養への対処[1]低栄養状態は筋肉減少症(サルコペニア)を悪化させ、ADLの低下を加速させる。そのため早期発見、早期介入が重要である。ただし、その際に介入すべきかどうかの判断はあくまで患者本人もしくは意思決定代理者と十分に話し合った上でなされる必要がある(推奨度2
  1. 通常、必要栄養量は体重×25~30Kcalを目安にし、タンパク量は1.0g/kgを初期の目標とする[2]。体重1kgの増減が熱量約7,000Kcalの過不足に相当する。簡易的にはこのことを用いて栄養量の調整を行うとよい(推奨度2)
  1. 人工栄養を開始するのであれば、経腸栄養を最優先に考えること。(推奨度1)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 栄養支援の開始に当たって、本人・家族の意志を重視する必要性を記載した。
  1. 胃瘻造設件数が半減し、中心静脈栄養、経鼻胃管が増加傾向にある現状を考慮し、従来経管栄養の導入に特化していた記載を、人工栄養の開始と不開始、また人工栄養を行うに当たっての投与経路選択についての記載に変更した。
  1. 高齢者の食事制限と、低栄養のリスクについての考え方を記載した。

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