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急性リンパ芽球性白血病(ALL)

著者: 薄井紀子 東京慈恵会医科大学

監修: 木崎昌弘 埼玉医科大学総合医療センター

著者校正済:2020/09/03
現在監修レビュー中

参考ガイドライン:
  1. 日本血液学会:造血器腫瘍診療ガイドライン2018年補訂版(2020年5月25日 第2版補訂版) I.白血病、3.急性リンパ芽球性白血病/リンパ芽球性リンパ腫(ALL/LBL)
  1. National Comprehensive Cancer Network (NCCN) Acute lymphoblastic leukemia (ALL) ver. 2.2019

概要・推奨  

  1. ALLの治療前には、診断のための骨髄検査と合併症の評価のための各種検査を行う(推奨度1)
  1. ALLの初回寛解導入治療法には、リンパ系腫瘍に有効性の高い抗がん薬の多剤併用療法が用いられる(推奨度1)
  1. ALL治療においては、標準的とされるベストな治療法は確立されていない。したがってALL患者はすべて治療成績の向上のために施行される臨床試験に可能な限り参加すべきである(推奨度2)
  1. Philadelphia染色体陽性ALLには、イマチニブなどBCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬を併用した化学療法を行う(推奨度2
  1. ALLの治療において、中枢神経(CNS)浸潤の予防的(CNS再発抑制)治療は必要である(推奨度2
  1. 前駆T細胞ALL(T-ALL)は、前駆B細胞ALL(B-ALL)と同じ治療法が選択される(推奨度2
  1. Burkitt-ALLには、他のALL治療法よりも強力な併用化学療法を施行する(推奨度2
  1. 思春期・若年成人ALLでは、小児ALLプロトコール治療が選択される(推奨度2)
  1. 標準リスクALLの第1寛解(CR1)期に、同種造血幹細胞移植療法(同種HCT)を推奨すべきかどうかについては結論が出ていない(推奨度2)
  1. Ph陽性ALL(Ph+ALL)の寛解後療法として、同種造血幹細胞移植療法(同種HCT)は選択される治療法である(推奨度2)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント
  1. 日本血液学会 造血器腫瘍診療ガイドラインのALL/LBL部分を踏まえて、アルゴリズムを改訂を行った。
  1. ALL治療図はJALSGALL202-Oプロトコールを基本として改訂を行った。

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