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概要・推奨
疾患のポイント:- 副甲状腺機能低下症とは、副甲状腺ホルモン(PTH)分泌低下または、PTH作用不全により、低Ca血症を来す疾患である。
- 低Ca血症のテタニーに特有なChvostek徴候、Trousseau徴候やAHO特有の身体徴候(低身長、丸顔、肥満、短頚、短指など)の有無を確認する。軽度のテタニー症状として筋肉のつっぱり感やこむら返り( こむらがえり )などを訴えることがある。
- 副甲状腺機能低下症は、指定難病であり、中等症以上の場合などでは、申請し認定されると保険料の自己負担分の一部が公費負担として助成される。([平成27年7月施行])
診断: >詳細情報 - 低Ca血症および正~高P血症の存在と腎不全の除外(Cr<2.0mg/dl)が診断の基本である。
- 低アルブミン血症がある場合、血清Ca濃度は補正式:補正Ca=実測Ca(mg/dl)+[4-Alb(g/dl)]で評価する。
原因の評価:- 副甲状腺機能低下症は、PTH分泌低下によるものとPTH作用不全に基づくものの2つに大別される。
- intact PTH<30pg/mlであればPTH分泌低下によるもので、特発性、低Mg血症等に基づく続発性、種々の先天性疾患が含まれる。
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検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。
■副甲状腺機能低下症の存在診断とPTH分泌低下/作用不全の鑑別検査例
- 低アルブミン血症がある場合、血清Ca濃度は補正式:補正Ca=実測Ca(mg/dl)+[4-Alb(g/dl)]で評価する。
- 低Ca血症および正~高P血症の存在と腎不全の除外(Cr<2.0mg/dl)が診断の基本である。
- intact PTH<30pg/mlであればPTH分泌低下によるもので、特発性、続発性、種々の先天性疾患が含まれる。
- intact PTH>30pg/mlであればPTH作用不全による偽性副甲状腺機能低下症と診断できるが、診断の確定および病型分類のためにPTH試験(Ellsworth-Howard試験)の施行が望ましい。
○ 低Ca血症もしくはテタニーの存在から診断を確定するために、まず必要な検査を行う。
疾患のポイント:
- 副甲状腺機能低下症とは、副甲状腺ホルモン(PTH)分泌低下または、PTH作用不全により、低Ca血症を来す疾患である。
- 低Ca血症のテタニーに特有なChvostek徴候、Trousseau徴候やAHO特有の身体徴候(低身長、丸顔、肥満、短頚、短指など)の有無を確認する。軽度のテタニー症状として筋肉のつっぱり感やこむら返り( こむらがえり )などを訴えることがある。
- 副甲状腺機能低下症は、指定難病であり、中等症以上の場合などでは、申請し認定されると保険料の自己負担分の一部が公費負担として助成される。([平成27年7月施行])
診断: >詳細情報
- 低Ca血症および正~高P血症の存在と腎不全の除外(Cr<2.0mg/dl)が診断の基本である。
- 低アルブミン血症がある場合、血清Ca濃度は補正式:補正Ca=実測Ca(mg/dl)+[4-Alb(g/dl)]で評価する。
原因の評価:
- 副甲状腺機能低下症は、PTH分泌低下によるものとPTH作用不全に基づくものの2つに大別される。
- intact PTH<30pg/mlであればPTH分泌低下によるもので、特発性、低Mg血症等に基づく続発性、種々の先天性疾患が含まれる。
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■副甲状腺機能低下症の存在診断とPTH分泌低下/作用不全の鑑別検査例
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副甲状腺機能低下症の存在診断とPTH分泌低下/作用不全の鑑別検査例
- 低アルブミン血症がある場合、血清Ca濃度は補正式:補正Ca=実測Ca(mg/dl)+[4-Alb(g/dl)]で評価する。
- 低Ca血症および正~高P血症の存在と腎不全の除外(Cr<2.0mg/dl)が診断の基本である。
- intact PTH<30pg/mlであればPTH分泌低下によるもので、特発性、続発性、種々の先天性疾患が含まれる。
- intact PTH>30pg/mlであればPTH作用不全による偽性副甲状腺機能低下症と診断できるが、診断の確定および病型分類のためにPTH試験(Ellsworth-Howard試験)の施行が望ましい。
○ 低Ca血症もしくはテタニーの存在から診断を確定するために、まず必要な検査を行う。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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