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1型糖尿病

著者: 島田 朗 埼玉医科大学 内分泌糖尿病内科

監修: 野田光彦 国際医療福祉大学市川病院 糖尿病・代謝・内分泌内科

著者校正/監修レビュー済:2019/10/23

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概要・推奨  

薬剤承認情報:
2019年9月20日  フィアスプ注 (インスリン アスパルト(遺伝子組換え) 超速効型インスリンアナログ注射液)
2020年3月25日 ルムジェブ注カート/ミリオペン/注ミリオペンHD /注100単位/mL (インスリン リスプロ(遺伝子組換え))抗糖尿病剤
  1. DKA(糖尿病ケトアシドーシス)ではインスリン(持続)少量投与が推奨される(推奨度1)。
  1. 補液は10%ブドウ糖濃度のほうがケトーシスの改善が早く、使用が推奨される(推奨度2)。
  1. 重症DKA(糖尿病ケトアシドーシス)において、重炭酸ナトリウムを使用してもその回復は早まらないため、投与はおそらく推奨されない。
  1. 1型糖尿病に対する強化インスリン療法は、三大合併症を抑制するため、強く推奨される(DCCT研究)(推奨度1)。
  1. 1型糖尿病に対する強化インスリン療法は、早くから開始することが強く推奨される(推奨度1)。
  1. 1型糖尿病において、カーボカウンティングの知識を持つことは血糖コントロールに有用である可能性がある(推奨度2)。
  1. 2型糖尿病として発症した自己抗体陽性者は、インスリン注射が早期に必要になる(推奨度2)。
  1. 日本人緩徐進行1型糖尿病で、IA-2抗体、TPO抗体が陽性の場合、短期間でβ細胞機能が低下することを意味し、早期からのフォローが推奨される(推奨度2)。
  1. 緩徐進行1型糖尿病に対しては、早期からインスリン注射を導入したほうが、SU(スルホニル尿素)薬を使用した場合に比べて内因性インスリン分泌の低下が抑制されるため、SU薬ではなく、早期のインスリン注射の導入が推奨される(推奨度2)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 糖尿病診療ガイドライン2019発行に伴いレビューを行った(変更なし)。

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