勃起不全 :トップ    
監修: 堀江重郎 順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器外科学
白井雅人 順天堂大学医学部附属浦安病院 泌尿器科

概要

疾患のポイント:
  1. 勃起障害(erectile dysfunction、ED)とは、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または(and/or)維持できない状態が持続または(or)再発すること」と定義されている。
 
診断:アルゴリズム >詳細情報 
  1. EDの診断は、患者が満足な性交を営むことができる勃起が得られないという訴えがあれば成り立つ。
  1. IIEF5(<図表>)、SHIM(<図表>)による判定が可能である。
  1. 新日本語版IIEF5:<図表>
  1. 新日本語版SHIM:<図表>
  1. 勃起の硬さスケール(日本語版EHS):<図表>
 
原因の評価: >詳細情報 
  1. 機能性(心因性、精神病性)か器質性(血管性、神経性)、その両方を認める混合性等の原因を評価する。
  1. 心因性の背景としてうつ病等を、血管性の原因として動脈硬化や喫煙を、神経性の原因として神経疾患や糖尿病等を評価する。
 
治療:

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

原因評価例
  1. 心因性の背景としてうつ病等を、血管性の原因として動脈硬化や喫煙を、神経性の原因として神経疾患や糖尿病等を評価する。
  1. 性腺機能低下を疑わせる所見(精巣の萎縮、初期治療抵抗性、性欲消失など)があった場合は、ホルモン評価などを追加する。
○ 頻度の高い基質疾患のスクリーニングとして1)-3)を評価する。また、精巣の萎縮、初期治療抵抗性、性欲消失を認める場合は4)を追加する。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

ED診断のフローチャート
ED治療のフローチャート
新日本語版IIEF5
新日本語版SHIM
勃起の硬さスケール(日本語版EHS)
著者校正/監修レビュー済
2018/06/06

改訂のポイント
  1. ED診療ガイドライン第3版
に基づきED診断のフローチャートおよびED治療のフローチャートの改訂を行った。


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