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胸部大動脈瘤

著者: 木村直行1) 自治医科大学さいたま医療センター 心臓血管外科

著者: 安達秀雄2) 練馬光が丘病院循環器センター/自治医科大学

監修: 今井靖 自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門・内科学講座循環器内科学部門

著者校正済:2020/09/03
現在監修レビュー中

参考ガイドライン:
  1. 日本循環器学会,日本医学放射線学会,日本胸部外科学会,日本血管外科学会,日本心臓血管外科学会,日本心臓病学会,日本脈管学会(https://www.j-circ.or.jp/old/guideline/pdf/JCS2011_takamoto_d.pdf):大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(2011年改訂版)
  1. American Association for Thoracic Surgery, American College of Radiology, American Stroke Association, Society of Cardiovascular Anesthesiologists, Society for Cardiovascular Angiography and Interventions, Society of Interventional Radiology, Society of Thoracic Surgeons, Society for Vascular Medicine(https://www.onlinejacc.org/content/55/14/1509):2010 ACCF/AHA/AATS/ACR/ASA/SCA/SCAI/SIR/STS/SVM guidelines for the diagnosis and management of patients with Thoracic Aortic Disease
  1. European Society of Cardiology(https://academic.oup.com/eurheartj/article/35/41/2873/407693):2014 ESC Guidelines on the diagnosis and treatment of aortic diseases: Document covering acute and chronic aortic diseases of the thoracic and abdominal aorta of the adult

概要・推奨  

  1. 最大短径60mm以上の胸部・胸腹部大動脈瘤に対して、外科治療(手術もしくはステントグラフト治療)が推奨される(推奨度1)。
  1. 最大短径50~60mmで痛みのある胸部・胸腹部大動脈瘤に対し、外科治療が推奨される(推奨度2)。
  1. 最大短径50mm未満(症状なし、慢性閉塞性肺疾患なし、マルファン症候群を除く)の胸部・胸腹部大動脈瘤に対し、内科治療が推奨される(推奨度2)。
  1. 最大短径50~60mmで痛みのない胸部・胸腹部大動脈瘤に対し、外科治療が推奨される(推奨度2)。
  1. 最大短径50mm未満で痛みのある胸部・胸腹部大動脈瘤に対し、外科治療が推奨される(推奨度2)。
  1. 最大短径50mm未満で痛みのない胸部・胸腹部大動脈瘤は、いまだ外科治療の適応外となる。また、マルファン症候群など遺伝性結合織疾患のような場合は、45mm以上で手術適応となる場合がある(推奨度2)。
  1. 最大短径55mm以下でも急速拡大(最大短径5mm/年以上)を認める場合、外科治療が推奨される(推奨度2)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、胸部大動脈瘤の診断と治療について加筆修正を行った。

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