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対麻痺

著者: 福武敏夫 亀田メディカルセンター 脳神経内科

監修: 永山正雄 国際医療福祉大学大学院医学研究科 脳神経内科学

著者校正済:2021/01/28
現在監修レビュー中


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概要・推奨  

  1. 頚椎症性脊髄症の術後の転帰を判断するには、臨床的要素や感覚誘発電位検査をもとにすることが勧められる。
  1. 頚椎症性脊髄症患者では、経過、年齢、筋電図検査などによる症状把握が推奨される。
  1. 圧迫性頚髄症の術後予後判定に術前・術後のMRIが有用である。
  1. AQP4抗体を有する視神経脊髄炎スペクトラム疾患(NMOSD)患者の診断には特有の臨床症状かMRI上の特有の病変部位が必要である。
  1. 脊髄硬膜外血腫患者では、カイロプラクティックを受けたことがあるかを訊くことが必要である。
  1. 脊髄炎患者では、障害範囲、年齢・性、MRI所見、AQP4抗体、脳脊髄液検査(細胞数・オリゴクローナルバンド)などが臨床評価として重要である。
  1. 中年の脊髄障害患者では、ビタミンB12の測定が推奨される。
  1. 脊髄硬膜外膿瘍患者では、素因、感染部位、病期を考慮すべきである。強い局在的な背部痛では常に本疾患も想起すべきである。
  1. 低K性周期性四肢麻痺患者では、病型、年齢、誘発因子に特徴があり、麻酔事故に注意を要する。
  1. サーファー脊髄症患者では、急性期にMRI拡散強調画像の撮像が望ましい。
  1. 圧迫性脊髄病変が疑われる患者では、感度・特異度に配慮して、Babinski徴候やHoffmann反射、Lhermitte徴候が検査されるべきである。
  1. 脊髄障害患者では、Lhermitte徴候はその特徴を踏まえて、検査されるべきである。
  1. MRIにおける脊髄長大病変を示す患者では、NMOが大半だが、ADEMやMSなども考慮されるべきである。
  1. 脊髄障害患者では、ミエログラフィーの適応に配慮が必要である。
  1. 若い成人(19~44歳)の頚椎症性脊髄症患者を拾い出すには、厳密な神経徴候よりも広い神経症状(歩行障害や上肢のしびれ)に着眼する方がよい。
  1. 脊髄炎+両側視神経炎の寛解率は低い。急性期治療のエスカレーションは予後を改善する。血漿交換/免疫吸着は単独脊髄炎の回復に有効らしい。
  1. MOG抗体は、NMOや多発性硬化症と異なる炎症性脱髄性中枢神経系疾患成人患者の疾患特異的バイオマーカーと思われ、AQP4抗体陰性患者では測定されるべきである。
  1. 高位頸髄…
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
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(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント
  1. 定期レビューを行い、主に画像所見について加筆修正し、MOG抗体について追記した。

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