筋肉痛(全身) :トップ    
監修: 大滝純司 北海道大学大学院
原田芳巳 東京医科大学病院 総合診療科

概要

疾患のポイント:
  1. 筋肉痛とは、文字通り筋肉の疼痛のことである。
  1. 筋肉痛は、成人患者では一般的な症状である。実際には、ほとんどの人が生活のなかで筋肉痛を感じる。過度の運動、外傷、ウイルス感染症が最も一般的な原因である。多く自然に軽快するが、筋肉痛は重大な疾患の症状であることもある。
 
緊急対応: >詳細情報 
  1. 筋肉痛を主訴とする疾患で緊急の対応が必要な診断として、横紋筋融解、敗血症、副腎不全、感染性心内膜炎がある。それぞれの診断、症状に従い治療する。横紋筋融解症は、腎不全を呈することがある。特に血清CK15,000IU/l以上では腎不全の合併が多い。 エビデンス 
 
症状治療・診断的治療: >詳細情報 
  1. 原因が容易に特定できない場合、経過観察が必要である。対症療法としてアセトアミノフェン、非ステロイド抗炎症薬、筋弛緩薬が使用される。
 
専門医相談のタイミング: >詳細情報 
  1. 横紋筋融解( エビデンス )、敗血症、急性副腎不全、感染性心内膜炎、重症のうつ病で希死念慮がある患者などは専門医に相談を考慮する。
 
診断へのアプローチ:(診察: >詳細情報 ・鑑別疾患: 鑑別疾患 ・アルゴリズム:アルゴリズム
  1. 病歴と身体診察によってある程度鑑別疾患を絞り込み検査を行う。まず、局所性、全身性に分けて考える。

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

初診時の一般検査例
  1. 全身の筋肉痛がある患者を診察する際には、下記が初診時に最低限行いたい一般検査である。
○ 全身の筋肉痛を訴える患者の初診時に、下記の検査を考慮する。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

筋肉痛の鑑別のアルゴリズム
線維筋痛症の圧痛点
多発性筋炎のMRI像
ミオグロビン尿
線維筋痛症の圧痛点
著者校正/監修レビュー済
2016/06/10


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