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眼振

著者: 小曽根早知子 筑波大学 総合診療科

監修: 前野哲博 筑波大学医学医療系 地域医療教育学

著者校正/監修レビュー済:2020/05/29
参考ガイドライン:
  1. 日本神経治療学会(https://www.jsnt.gr.jp/index.html):標準的神経治療:めまい(https://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/memai.pdf)

概要・推奨  

  1. 下向き眼振患者では、頭部MRIなど画像診断で明らかな病変がなければ、血清ビタミンB12、血清Mgを測定することが勧められる(推奨度2)
  1. 下向き眼振患者では、中枢感染症を疑う所見があれば、各種検査を行うことが勧められる(推奨度2)
  1. 下向き律動性眼振の患者では、脳脊髄奇形、小脳変性疾患、多発性硬化症、椎骨脳底動脈梗塞を考え画像検査をすることが勧められる(推奨度2)
  1. 上向き律動性眼振では小脳変性、脳幹・小脳梗塞を考え頭部画像診断をすることが勧められる(推奨度2)
  1. 純粋な、あるいはほぼ純粋な水平性眼振は、末梢前庭病変でも発症し得るため、末梢前庭病変も鑑別に挙げることが勧められる(推奨度2)
  1. 数日から数週で改善しない眼振は、末梢性眼振ではないと考えられる(推奨度2)
  1. 下向き眼振患者では、リチウム、抗けいれん薬、アルコール摂取の有無を確認すべきである(推奨度2)
  1. 後天性の振子様眼振では、多発性硬化症の可能性を考えて頭部MRI検査を行うことが勧められる(推奨度2)
  1. 先天性眼振の患者では、動揺視軽減のためにコンタクトレンズの使用を検討することが勧められる(推奨度2)
  1. 振子様眼振患者では、メマンチン、ガバペンチンなどが症状治療に有効であるとの報告があるが、日本では適用外である(推奨度3)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、参考ガイドライン、疫学情報・病態・注意事項について加筆修正を行った。


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