慢性咳嗽

著者: 竹内元規 名古屋第二赤十字病院 総合内科

監修: 山中克郎 福島県立医科大学会津医療センター総合内科

著者校正/監修レビュー済:2019/10/03
参考ガイドライン:
咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019.日本呼吸器学会2019

概要・推奨  

  1. 鎮咳作用においてメジコンはリン酸コデインと同等の効果が期待できる。そのためメジコンの使用が鎮咳の第1選択として推奨される(推奨度2)
  1. 咳喘息の診断と治療に吸入気管支拡張薬が有用である(推奨度2)
  1. 咳喘息の治療には吸入ステロイドが推奨される(推奨度2)
  1. ロイコトリエン受容体拮抗薬は咳喘息の治療薬として推奨される(推奨度3)
  1. 胃食道逆流症(GERD)に関連した慢性咳嗽はプロトンポンプ阻害薬(PPI)の投与による効果が認められる症例が多く、診断・治療として投与することが推奨される(推奨度2)
  1. 非喫煙者の感染後咳嗽に対しては、吸入抗コリン薬の投与が推奨される(推奨度2)
  1. 慢性咳嗽の原因として、咳喘息、アトピー咳嗽、副鼻腔気管支症候群の頻度が多いことが知られている(推奨度2)
  1. 鼻咽頭粘液のLAMPまたはPCRは百日咳の診断に有用である(推奨度2)
  1. ACE阻害薬の内服によって約20%の患者に咳副作用が生じる(推奨度2)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 準拠ガイドラインに基づいて、内容の整理を行った(病名、疾患頻度など)。 

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