女性化乳房 :トップ    
監修: 前野哲博 筑波大学医学医療系 地域医療教育学
伊藤慎1) 前野哲博2) 1)筑波大学 総合診療科 2)筑波大学医学医療系 地域医療教育学

概要

症状のポイント:
  1. 女性化乳房とは、男性における良性の乳腺の肥大であり、疼痛や乳房の肥大が主な症状である。
 
症状治療、診断的治療: >詳細情報 
  1. 多くの症例で、経過観察のみで自然に寛解する。また、基礎疾患のある場合には、基礎疾患の治療が優先される。
  1. 疼痛など患者の苦痛が著しい場合、ノルバデックス(タモキシフェン10~20mg)の投与に一定の効果と使用経験があるとの報告がある( エビデンス  エビデンス )。整容面で精神的な苦痛が強い場合には、形成外科的手術の適応を考慮する。 エビデンス 
  1. 女性化乳房のマネージメントのためのアルゴリズム:アルゴリズム
 
専門医相談のタイミング: >詳細情報 
  1. 生理的なホルモンバランスの変化に伴うもの、もしくは薬剤性が疑わしい症例は3~6カ月の経過観察が可能である。病歴・所見からその他の原因を疑う場合は、専門医の受診が望ましい。
 
診断へのアプローチ:(アルゴリズム:アルゴリズム
  1. 女性化乳房はホルモンバランスの変化による生理的なもの、および薬剤によるものが大部分であり、薬剤の中止以外には特に治療を必要としないことがほとんどである。
  1. 診断、マネージメントアルゴリズムは、以下を参照にする(診断のためのアルゴリズム:

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

評価例
  1. 問診の内容に基づき、生理的もしくは内服による女性化乳房以外に対し以下の検査を行うことがある。
○ 薬剤性が否定的な場合、下記を病態に合わせて適宜行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

女性化乳房の診断のためのアルゴリズム
女性化乳房~マネージメントのためのアルゴリズム~
著者校正/監修レビュー済
2016/05/13


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