今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 加藤則人 京都府立医科大学北部キャンパス

監修: 戸倉新樹 掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター 参与/浜松医科大学 名誉教授

著者校正/監修レビュー済:2024/03/21
参考ガイドライン:
  1. 日本皮膚科学会:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、下記の点を加筆・修正した。
  1. デルゴシチニブ(コレクチム)軟膏の使用可能年齢を変更した。
  1. 新しい抗炎症外用薬としてジファミラスト(モイゼルト)軟膏を加筆した。
  1. 抗ヒスタミン薬の推奨度を変更した。
  1. 新しい生物学的製剤としてネモリズマブ(ミチーガ)とトラロキヌマブ(アドトラーザ)を加筆した。
  1. なお、2024年1月、レブリキズマブ(イブグリース・成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児)が製造販売承認された。

概要・推奨   

  1. アトピー性皮膚炎の湿疹病変に対して、ステロイド外用は推奨される。顔面への使用については、初期の薬剤は可能な限り弱いステロイド外用薬を短期間使用する(推奨度2)
  1. 治療初期の処方の量の参考として、FTU(finger-tip unit)という方法が存在する。その量を参照して投与量を決定してもよい(推奨度2)
  1. 2歳以上のアトピー性皮膚炎の湿疹病変に対して、タクロリムス(プロトピック)外用は推奨される(推奨度2)
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病態・疫学・診察 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. アトピー性皮膚炎は、2002年の厚生労働省の調査によると小学生の11%、大学生の8%にみられる、ありふれた皮膚疾患である。
 
乳児アトピー性皮膚炎の顔面の皮疹

頬部、口囲、眼瞼などにびらんを伴う湿疹病変がみられる。

出典

著者提供
 
成人アトピー性皮膚炎の皮疹

慢性期の皮疹。苔癬化を伴う紅斑と掻破痕がみられる。

出典

著者提供
 
  1. 皮膚のバリアー機能低下による易刺激性と、アレルギー炎症を起こしやすい(アトピー素因)という遺伝的素因に加えて、さまざまな悪化因子が重なり、慢性に湿疹を繰り返す疾患である。
  1. 接触皮膚炎や疥癬、リンパ腫など鑑別すべき疾患は多岐にわたるが、年齢とともに推移する典型的な左右対称性の皮疹から、診断は一般に容易である。
  1. 治療は、ステロイドやタクロリムス(プロトピック)などの抗炎症外用薬による薬物療法が基本であるが、副作用に関する誤った認識のために、標準的治療が行われずに悪化する例が少なくない。
  1. 一般に慢性に経過するが、適切な治療により症状がコントロールされた状態に維持されると、自然寛解も期待される疾患である[1]
  1. 小児、成人とも、年齢が進むにつれて寛解していく傾向がある。
  1. 1歳未満でアトピー性皮膚炎と診断された169人の乳児を4年間追跡したところ、症状は51%で改善、34%で消失していた[2]
  1. 成人2,123名を対象とした調査では、有病率は20歳代9.8%、30歳代8.7%、40歳代4.4%、50~60歳代2.6%と年齢が進むにつれて低下した。
  1. また、軽症:中等症:重症:最重症の比率は20歳代(76.9%:17.9%:2.6%:2.6%)、30歳代(72.2%:21.5%:5.1%:1.3%)、40歳代(82.4%:17.6%:0.0%:0.0%)、50~60歳代(100%:0.0%:0.0%:0.0%)と年齢が進むにつれて軽快していくことが示唆された[3]
病歴・診察のポイント  
  1. アトピー性皮膚炎の皮疹は、痒みを伴う左右対称性の湿疹病変である。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
加藤則人 : 講演料(マルホ(株),日本イーライリリー(株),サノフィ(株),大塚製薬(株),鳥居薬品(株),アッヴィ合同会社)[2025年]
監修:戸倉新樹 : 講演料(サノフィ(株),日本イーライリリー(株),アッヴィ合同会社,マルホ(株))[2025年]

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