今日の臨床サポート

起立性調節障害(小児科)

著者: 田中英高 OD低血圧クリニック田中

監修: 五十嵐隆 国立成育医療研究センター

著者校正/監修レビュー済:2021/06/16
参考ガイドライン:
  1. 日本小児心身医学会:小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン改訂版
患者向け説明資料

概要・推奨   

  1. 起立性調節障害を疑う症例では、日本小児心身医学会「小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン」の診断アルゴリズムに従った診療が勧められる(推奨度1)。
  1. 問診は、可能であれば子どもと保護者を別々に行う(推奨度2)。
  1. うつを鑑別する(推奨度2)。
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要と
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
田中英高 : 特に申告事項無し[2021年]
監修:五十嵐隆 : 特に申告事項無し[2021年]

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行った(変更なし)。

病態・疫学・診察

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 起立性調節障害(OD)とは、立ちくらみ、失神、朝起き不良、倦怠感、動悸、頭痛などの症状を伴い、思春期に好発する自律神経機能不全の1つである。
  1. 起立に伴う循環動態の変化に対する生体の代償的調節機構(循環血液量、心拍出量、末梢血管特性、脳循環調節、これらを調節統合する自律神経機能)が破綻して発症し、脳循環の低下による症状が出現する。
  1. 心理的ストレスによって悪化する心身症である。
  1. 好発年齢は10~16歳、有病率は小学年の約5%、中学生の約10%。厚生科学研究の調査では、一般小児科を受診する10~15歳の6.0%を占め、小児慢性疾患では最も多い。
  1. 女子は男子の1.5~2倍。 約半数に遺伝傾向を認める。
  1. 主たる病態は、起立に伴う循環動態の変動に対する代償機構の破綻であるが、その成因として、過少あるいは過剰な自律神経活動、長期の身体活動性低下によって生ずる脱抗重力作用(デゴンディショニング)、概日リズム変調、水分の摂取不足、精神的ストレスが関与する。また本病態と遺伝子多型との関連が報告されている[1]
  1. 起立性調節障害(OD)の約半数に不登校が併存し、また不登校の3~4割にODを伴うことから、診断・治療においては心身医学的なアプローチが必要である。
  1. 日本小児心身医学会から、一般医家向けに「小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン」が、子どものこころ専門医向けに「専門医向け小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン」が発行されている。
問診・診察のポイント  
  1. 立ちくらみ、失神、動悸、朝起き不良、倦怠感、頭痛、食欲不振、気分不良の症状が少なくとも3つ以上、1カ月以上持続する。2つ以上でも程度が強い場合には疑う。

今なら12か月分の料金で14ヶ月利用できます(個人契約、期間限定キャンペーン)

11月30日(火)までにお申込みいただくと、
通常12ヵ月の使用期間が2ヶ月延長となり、14ヵ月ご利用いただけるようになります。

詳しくはクリック
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。

文献 

著者: Ryota Nakao, Hidetaka Tanaka, Kimitaka Takitani, Mitsugu Kajiura, Naoyuki Okamoto, Yukiko Kanbara, Hiroshi Tamai
雑誌名: Pediatr Int. 2012 Dec;54(6):829-37. doi: 10.1111/j.1442-200X.2012.03707.x. Epub 2012 Nov 21.
Abstract/Text AIM: Postural tachycardia syndrome (POTS) is one of the most frequent forms of chronic orthostatic intolerance in children and adolescents. The aim of the present study was to examine the influence of a genetic background on POTS.
METHODS: A total of 96 children and adolescents with orthostatic dysregulation were studied. The polymorphism of the G protein β3 subunit (GNB3) C825T and G protein α subunit (GNAS1) T131C of genes encoding components of the autonomic nervous system were determined and compared with circulatory responses to active standing.
RESULTS: In the GNB3 gene C825T polymorphism, the CT and TT genotype had a significant lower supine heart rate and a larger increase of heart rate by standing than the CC, associated with evaluated power of the high-frequency component of heart rate variability. According to the criteria of the Japanese clinical guidelines, 48 children were diagnosed as POTS and 30 were as normal responder with somatoform disorder (SD). In GNB3 C825T polymorphism, the TT genotype was more frequently found in the POTS group (45.8%) than in the SD group (20.0%; P = 0.036) [corrected]. In the GNAS1 T393C, the genotype frequencies for the T393C polymorphisms of GNA1 did not differ significantly between the groups.
CONCLUSION: The gene polymorphisms GNB3 C825T might be a risk factor for POTS through the enhanced vagal withdrawal of the heart in children and adolescents.

© 2012 The Authors. Pediatrics International © 2012 Japan Pediatric Society.
PMID 22882749  Pediatr Int. 2012 Dec;54(6):829-37. doi: 10.1111/j.1442・・・

ページ上部に戻る

戻る

さらなるご利用にはご登録が必要です。

こちらよりご契約または優待日間無料トライアルお申込みをお願いします。

(※トライアルご登録は1名様につき、一度となります)


ご契約の場合はご招待された方だけのご優待特典があります。

以下の優待コードを入力いただくと、

契約期間が通常12ヵ月のところ、14ヵ月ご利用いただけます。

優待コード: (利用期限:まで)

ご契約はこちらから