今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 森博威 順天堂大学医学部総合診療科学講座/マヒドン大学熱帯医学部

監修: 上原由紀 藤田医科大学医学部感染症科

著者校正/監修レビュー済:2023/05/24
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、エビデンスを整理し、治療項目の構成を変更した。
  1. また、以下について加筆した。
  1. 免疫不全の患者においてHSVがアシクロビルに対して耐性を示す場合には、バラシクロビルやファムシクロビルも効果が期待できないため、ホスカルネットもしくはシドフォビルによる治療を検討する。免疫が正常な患者ではHSV-1はアシクロビル等のウイルスに対して耐性を示すことはまれであるが(1% 以下)、HIVや移植患者等免疫不全患者では抗ウイルス薬に対して耐性を示すことがある(Frobert E, et al. Antiviral Res. 2014 Nov;111:36-41.)。免疫不全患者のHSVによる皮膚粘膜感染で7-10日間の標準治療を行っても改善が見られない場合は耐性を疑う。
  1. 造血幹細胞移植患者に対するアシクロビルを用いた予防内服について、造血細胞移植ガイドライン(2018)に基づいて記載した。移植後早期から好中球生着期にはHSVの再活性化が、好中球性着後から数年間はVZVの再活性化が問題となるため、宿主の状態に応じた予防策が重要である。
    HSV抗体陽性の同種移植患者では、再活性化予防のため、移植前から好中球生着または口内炎が軽快するまでアシクロビルまたはバラシクロビルによる予防を行うことを推奨する(Tomblyn M, et al. Biol Blood Marrow Transplant. 2009 Oct;15(10):1143-238.)。アシクロビルとバラシクロビルは、「造血幹細胞移植における単純へルペスウイルス感染症の発症抑制」として国内で保険適応がある。

概要・推奨   

  1. 初感染のヘルペス歯肉口内炎・咽頭炎に対しては、アシクロビルを5~10日間投与することにより、解熱までの期間、口腔内病変が消退するまでの期間、嚥下痛のみられる期間、ウイルスの排出期間を短くすることができる(推奨度2)
  1. 口唇ヘルペスの再燃では、アシクロビル400 mgを1日5回5日間内服することでウイルス排出、疼痛期間、治癒までの期間を短縮することができる(推奨度2)
  1. アシクロビルの局所製剤は口唇ヘルペスの再燃の病期をわずかに短縮することが可能である(推奨度3)
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
森博威 : 未申告[2023年]
監修:上原由紀 : 特に申告事項無し[2023年]

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