今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 安彦郁 独立行政法人国立病院機構 京都医療センター 産科婦人科

監修: 青木大輔 赤坂山王メディカルセンター

著者校正/監修レビュー済:2023/07/19
参考ガイドライン:
  1. 日本婦人科腫瘍学会:子宮頸癌治療ガイドライン 2022年版
  1. 日本産科婦人科学会ほか:子宮頸癌取扱い規約 臨床編 第4版(2020)
  1. 日本産科婦人科学会ほか:子宮頸癌取扱い規約 病理編 第5版(2022)
  1. WHO Classification of Tumours Editorial Board:WHO分類第5版(2020年)
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 最新の子宮頸癌取扱い規約病理編に基づいて病理組織型分類の改訂を行った。
  1. 最新の子宮頸癌治療ガイドラインに基づいてⅡB期の治療方針について修正を行った。
  1. 進行・再発癌に対する免疫チェックポイント阻害薬の適用について追記した。

概要・推奨   

  1. 同時化学放射線療法(CCRT)は放射線治療単独に対し全生存率を有意に改善させる(推奨度1)
  1. ⅡB期扁平上皮癌に対して広汎子宮全摘出術(+補助療法)よりも治療効果が高いCCRTが推奨されている(推奨度1)

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
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(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
安彦郁 : 特に申告事項無し[2024年]
監修:青木大輔 : 特に申告事項無し[2024年]

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