今日の臨床サポート

包茎

著者: 内田洋介 医療法人玉昌会 キラメキテラスヘルスケアホスピタル 泌尿器科

監修: 中川昌之 公益財団法人 慈愛会 今村総合病院 泌尿器科顧問

著者校正済:2022/10/26
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. European Association of Urology:EAU Guidelines on Paediatric Urology
患者向け説明資料
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
内田洋介 : 特に申告事項無し[2022年]
監修:中川昌之 : 特に申告事項無し[2022年]

改訂のポイント:
  1. 定期的レビューをEAUガイドラインを参考に行い一部を変更した。

病態・疫学・診察

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 包茎とは、包皮が陰茎亀頭を被っている状態をいう。乳幼児においては正常な状態である。
  1. 包皮輪が狭く、亀頭が露出できない真性包茎と包皮が余剰で常に亀頭を被っている仮性包茎がある。
  1. 無理に翻転した包皮輪よって陰茎が絞扼され、包皮が浮腫状になり、元に戻せなくなった状態を嵌頓包茎という。
  1. 小児において包茎の外科的治療を行うかは国によって宗教的、慣習的な要素があり、近年わが国においては推奨されない傾向にある。
  1. ただわが国在住の外国人が宗教上の理由から「割礼」を求めてきた際には対応せざるを得ない。
  1. 陰茎癌やHIVの原因になるとしている報告もある。
  1. 第二次性徴以降の仮性包茎の治療については美容的な意味合いが強く、その治療を巡ってトラブルが発生することもある(参考:国民生活センター)。
  1. 後天性の真性包茎の原因として糖尿病がある。
問診・診察のポイント  
  1. 小児では排尿時に包皮が風船状に拡張するballooningがないか、また尿路感染症を疑うエピソードがないかを問診する。

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文献 

S Jayakumar, B Antao, O Bevington, P Furness, G K Ninan
Balanitis xerotica obliterans in children and its incidence under the age of 5 years.
J Pediatr Urol. 2012 Jun;8(3):272-5. doi: 10.1016/j.jpurol.2011.05.001. Epub 2011 Jun 25.
Abstract/Text OBJECTIVE: To analyse the incidence of BXO among paediatric circumcisions for preputial pathology, in particular in children under the age of 5 years.
METHODS: Retrospective review revealed 1769 paediatric circumcisions performed between 1997 and 2008 at our institution. Data were collected on patient's age, date when sample received by pathology department and histological findings for all the foreskin samples received and examined during the study period. Epidemiological data were obtained from the Office for National Statistics, UK.
RESULTS: A total of 346 foreskin samples were received and BXO was found in 182 (52.6%). There were 31 children under the age of 5 years circumcised for preputial pathology. BXO was reported in 6 (19.3%) and chronic inflammation in 16 (51.6%) of these patients. The foreskin was reported normal in 2 (6.5%) and the remaining 7 (22.6%) patients had preputial cysts or other pathology. Epidemiological population data analysis revealed the incidence of BXO per year to be 3.01 cases/1000 boys under 15 years of age and 0.322 cases/1000 boys under 5 years.
CONCLUSION: The incidence of BXO in boys noted in our study is higher than previously reported. BXO can result in significant complications and should be considered in children even under 5 years.

Copyright © 2011 Journal of Pediatric Urology Company. Published by Elsevier Ltd. All rights reserved.
PMID 21705275
J M Reynard, J M Barua
Reduction of paraphimosis the simple way - the Dundee technique.
BJU Int. 1999 May;83(7):859-60.
Abstract/Text
PMID 10368214

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