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貧血

著者: 樋口敬和 獨協医科大学埼玉医療センター 輸血部

監修: 神田善伸 自治医科大学附属病院 血液科

著者校正/監修レビュー済:2020/11/12

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概要・推奨  

  1. 貧血とは血液中の赤血球成分が減少し状態であり世界保健機関(WHO)基準ではヘモグロビン(Hb)濃度成人男子は13.0 g/dL未満成人女子や小児は12.0 g/dL未満高齢者では男女とも11.0 g/dL未満を貧血としている
  1. 貧血の鑑別にはまず平均赤血球容積(mean corpuscular volume:MCV)と網赤血球数に注目する
  1. 網赤血球の増加(絶対数で10万/μL以上)は出血か溶血に対する骨髄の代償反応を考える
  1. 網赤血球の低下は赤血球産生の低下を示唆する
  1. 小球性貧血では鉄欠乏性貧血の頻度が圧倒的に多い
  1. 正球性貧血で網赤血球増加を伴わず貧血を来す基礎疾患が認められない場合は骨髄検査を考慮する
  1. 大球性貧血でMCV>120 fLの著明な大球性貧血ならば巨赤芽球性貧血をまず考える
  1. 貧血の症状は、貧血の程度だけでなく、進行の速さ、代償の程度によって異なる。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 内容について定期レビューを行った。

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