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高カルシウム血症

著者: 小泉賢洋 東海大学 腎内分泌代謝内科

著者: 深川雅史 東海大学 腎内分泌代謝内科

監修: 花房規男 東京女子医科大学 血液浄化療法科

著者校正/監修レビュー済:2019/12/13

概要・推奨  

薬剤承認情報:
2019年12月20日 オルケディア錠 (エボカルセト)カルシウム受容体作動薬
 
  1. 高Ca血症に対する一般的治療行為として、ループ利尿薬を用いるべきではない。
  1. ゾレドロン酸(ゾメタ)は、パミドロン酸よりも強いCa低下作用を有する(推奨度2)。
  1. ビスホスホネート製剤による腎障害は、適切なモニタリングや薬剤の減量および中止により回避することができる(推奨度2)。
  1. 原発性副甲状腺機能亢進症患者の10~20%では、intact PTH値がその基準値の上半分内か、わずかな逸脱にとどまっている(35~65pg/ml)(推奨度2)。
  1. ビスホスホネート製剤やデノスマブ(抗RANKL抗体製剤)については、骨転移を有する悪性腫瘍患者の病的骨折を予防し、骨痛を緩和しQOLを向上させる効果が示されている(推奨度2)。
  1. 静注用ビスホスホネート製剤使用に際しては、まれであるが重篤な副作用として生じ得る顎骨壊死に関して、適切な予防策を講じることが重要である(推奨度2)。
  1. 無症候性の原発性副甲状腺機能亢進症に対する手術(副甲状腺摘出術)の適応は、症例ごとに慎重に吟味する必要がある(推奨度2)。
 
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、骨転移を有する悪性腫瘍患者におけるデノスマブ(抗RANKL抗体製剤)に関する有効性に関し加筆した。 


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