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糖尿病合併妊娠

著者: 村岡都美江1) 坂出市立病院 内科

著者: 安田重光2) 埼玉医科大学 内分泌・糖尿病内科

監修: 野田光彦 国際医療福祉大学市川病院 糖尿病・代謝・内分泌内科

著者校正/監修レビュー済:2018/08/23

薬剤承認情報:
2019年9月20日  フィアスプ注 
(インスリン アスパルト(遺伝子組換え) 超速効型インスリンアナログ注射液)

※『糖尿病診療ガイドライン2019』(日本糖尿病学会)が発行されたため現在更新作業中です。本稿には必ずしも最新のガイドラインを反映していない記述が含まれている可能性があるためご注意下さい。

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概要・推奨  

疾患のポイント:
  1. 妊婦の糖代謝異常は「妊娠糖尿病」、「妊娠中の明らかな糖尿病」、「糖尿病合併妊娠」に分類される。
  1. 胎児の器官形成期は妊娠4週から7週末のため、この時期の血糖コントロールが非常に重要になり、また、妊娠により合併症も悪化するため、血糖コントロール、合併症を管理した上で妊娠を許可する必要がある。
  1. 糖尿病歴、糖尿病合併症歴、妊娠糖尿病歴、妊娠前BMI、過度の体重増加の有無、糖尿病家族歴、巨大児出産歴、年齢を確認する。
 
スクリーニング/想起: >詳細情報 
  1. わが国の糖尿病診療ガイドラインと産婦人科診療ガイドラインにて、全妊婦の妊娠初期に糖代謝異常のスクリーニング検査(「 妊娠による高血糖(糖尿病) 」の項を参照)をすることが勧められている。 エビデンス  エビデンス 
 
診断: >詳細情報 
  1. ポイント
  1. 診断に関しては、2015年に日本糖尿病・妊娠学会による新基準改定版が提示された。
  1. 妊娠前にすでに糖尿病と診断された場合、または妊娠中に発見された場合で確実な糖…

検査・処方例

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

糖尿病合併妊娠の診断のための評価例
  1. 妊娠前にすでに糖尿病と診断されているかを確認する。
  1. 診断されておらず、随時血糖値200mg/dL以上などの妊娠中の糖代謝異常の所見があり、糖尿病合併妊娠を疑う場合には、眼底検査を行い、糖尿病網膜症の所見を認める場合には糖尿病合併妊娠と診断する。
○ 初診時にグリコアルブミン(GA)とHbA1cのどちらかあるいは両方(糖尿病合併妊娠、妊娠糖尿病においては同時算定可)、および空腹時または随時血糖値の測定を行う。妊娠中に網膜症の進行を認める例もあるため、眼底検査も行う。

薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

執筆のポイント
  1. 糖尿病診療ガイドライン2016
  1. 産婦人科診療ガイドライン産科編2017
に基づく記載としている。

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