無呼吸発作(小児科) :トップ    
監修: 渡辺博 帝京大学医学部附属溝口病院
土田晋也 東京大学 小児科

概要

疾患のポイント:
  1. 無呼吸発作とは、早産児によく認められる病態であり、早産に伴う特発性の無呼吸か、または何らかの合併症による無呼吸である。
 
診断:アルゴリズム >詳細情報 
  1. 早産児の無呼吸発作は、「20秒以上の呼吸停止か、または呼吸停止時間にかかわらずチアノーゼや洞性除脈を伴うもの」と定義される。
  1. 無呼吸発作は、感染症・低血糖・頭蓋内出血など新生児の様々な疾患の臨床症状の一つとして認められることがある。早産児において無呼吸発作が認められた場合でも、これら続発性無呼吸との鑑別が重要であり、続発性無呼吸の原因となる疾患が否定されて初めて特発性無呼吸と診断できる。
 
治療:アルゴリズム >詳細情報 
  1. 早産児の特発性無呼吸と診断された場合には、カフェインやメチルキサンチンによる薬物的治療や低濃度(23~25%)酸素吸入・経鼻的CPAP療法などの呼吸療法を行う。続発性無呼吸の場合には、こうした治療に加えて、原疾患の治療が必要となる。

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

無呼吸発作時の評価例
  1. 早産児で無呼吸発作を発症した場合でも、感染症・低血糖・頭蓋内出血などによる続発性無呼吸が否定できて初めて特発性無呼吸と診断できる。まずは無呼吸の原因検索が重要である。
○ 感染症、低血糖、頭蓋内出血などによる続発性無呼吸を否定するために、まず1)~4)の検査を行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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無呼吸の診断・治療のアルゴリズム
著者校正/監修レビュー済
2016/05/27


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