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無呼吸発作(小児科)

著者: 垣内五月 東京大学病院小児科

監修: 渡辺博 帝京大学医学部附属溝口病院

著者校正/監修レビュー済:2021/01/07

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概要・推奨  

  1. 腹臥位における呼吸においては胸郭と腹部が同期して動くことにより、呼吸パターンやSpO2に影響することなく胸壁が安定化する。腹臥位によって無呼吸発作の頻度は減少する(推奨度1)
  1. 4~6cmH2OのCPAPは、無呼吸発作に対する有効かつ安全な治療法である(推奨度2)
  1. 無呼吸発作に対して経鼻的間欠的陽圧呼吸法(NIPPV)は有効であるが、その有効性はNasal DPAPに比較すると劣っている(推奨度3)
  1. メチルキサンチン化合物は呼吸刺激作用により早産児の無呼吸発作を減少させる(推奨度1)
  1. テオフィリンと比較してカフェインのほうがより安全な治療薬と考えられる(推奨度3)
  1. カフェインは初回投与量(loading dose)10mg/kg、維持量(maintenance dose)5mg/kg/日で開始することが勧められる(推奨度3)
  1. 無呼吸発作の治療において、メチルキサンチンの副作用には注意が必要である(推奨度1)
  1. 低濃度(0.8%)のCO2吸入は短期的にはテオフィリン投与と同等の効果が認められる(推奨度3)
  1. 鼻腔の気道抵抗を減らすために経鼻胃カテーテルの代わりに経口胃カテーテルを使用することは必ずしも有用とはいえない(推奨度3)
  1. 無呼吸発作の治療としてドキプラムをルーチンに投与することは推奨されない(推奨度4)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. ハイフローネーザルカヌラの追加、CPAPにbiphasic modeの追加、ドキサプラムの追加を行った。
 

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