鼻漏(膿性、水様性)、後鼻漏

著者: 吉川衛 東邦大学医療センター大橋病院 耳鼻咽喉科学講座

監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院

著者校正/監修レビュー済:2020/07/09
参考ガイドライン:
  1. 鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会:鼻アレルギー診療ガイドライン―通年性鼻炎と花粉症―2016年版(改訂第8版)
  1. 日本鼻科学会:急性鼻副鼻腔炎診療ガイドライン2010年版

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概要・推奨  

  1. 鼻漏、後鼻漏について問診を行う場合、鼻漏の性状だけでなく、発症時期、随伴する症状、一側性か両側性か、前鼻漏か後鼻漏か、悪臭の有無、血液の混在の有無について詳しく聞くことが推奨される(推奨度2)
  1. 鼻漏、後鼻漏について診察を行う場合、鼻腔内に停滞した鼻漏の性状・部位と、咽頭後壁の後鼻漏を確認する(推奨度2)
  1. アレルギー性鼻炎の場合、抗原除去・回避、薬物療法、アレルゲン免疫療法、手術療法が基本となる。薬物療法は、症状の病型および重症度に応じて抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧用ステロイドなどを「鼻アレルギー診療ガイドライン」に則り適宜組み合わせて行うことが推奨される(推奨度2)
  1. 急性副鼻腔炎の場合、重症度に応じて「急性鼻副鼻腔炎診療ガイドライン」に則り抗菌薬を選択して投与することが推奨される(推奨度2)
  1. 慢性副鼻腔炎の場合、14員環マクロライド系抗菌薬の少量長期投与(常用量の半量で3カ月間を目安に投与)を行い、適宜、気道粘液調整・粘膜正常化剤などを併用することが推奨される(推奨度2)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 鼻アレルギー診療ガイドラインを更新し、一部内容を変更した。なお、近日中に2020年版(改訂第9版)が日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会から刊行される。

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