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概要・推奨
- 上室頻拍の鑑別では、発作時の12誘導心電図の記録が最も非侵襲的かつ有効な診断方法であり、強く推奨される(推奨度1)。
- Wide QRS頻拍において、上室頻拍と心室頻拍の鑑別は、非発作時および発作時の12誘導心電図記録を用いて行うことが推奨される(推奨度1)。
- 迷走神経刺激手技は、房室回帰性頻拍の53%、房室結節回帰性頻拍の33%が停止可能であり、非侵襲的な方法として発作を停止させる際に最初に行うことが推奨される(推奨度1、エビデンスランクJ)。
- ATP(アデホスなど)は房室回帰性頻拍または房室結節回帰性頻拍を高率に停止することが可能であり、急性期の頻拍発作の停止に使用することが推奨される(推奨度1、エビデンスランクJ)。
- ATPが使用できない、もしくは一旦停止しても再発するときは、ベラパミルもしくはジルチアゼムの静注を行うことで80~95%の例で発作を停止させることが可能である(推奨度1、エビデンスランクJ)。
- WPW症候群に対するカテーテルアブレーションの有効性は約95%であり、約5%の症例で再発を認めることがある。手技に伴う死亡率は0~0.2%と低率であり、有症候例では第1選択の治療として強く推奨される(推奨度1)。
- 無症候性WPW症候群に対するカテーテルアブレーションは、パイロットや運転手など人命に関与する可能性がある職業では推奨されるが(推奨度1、エビデンスランクJ)、それ以外の場合はカテーテルアブレーションで得られる利益とそれによって生じる合併症とのバランスを説明したうえで、患者の希望があれば行ってもよい(推奨度3、エビデンスランクJ)。
- 房室結節回帰性頻拍に対するカテーテルアブレーションの成功率は95%以上であり、合併症として完全房室ブロックが1%発生する可能性があるが、頻拍が出現した症例においては第1選択の治療法として推奨される(推奨度1、エビデンスランクJ)。
- アブレーションを希望しない例やアブレーションが不成功に終わった例では薬物治療が推奨されるが、顕性WPW症候群を除…
- 上室頻拍の鑑別では、発作時の12誘導心電図の記録が最も非侵襲的かつ有効な診断方法であり、強く推奨される(推奨度1)。
- Wide QRS頻拍において、上室頻拍と心室頻拍の鑑別は、非発作時および発作時の12誘導心電図記録を用いて行うことが推奨される(推奨度1)。
- 迷走神経刺激手技は、房室回帰性頻拍の53%、房室結節回帰性頻拍の33%が停止可能であり、非侵襲的な方法として発作を停止させる際に最初に行うことが推奨される(推奨度1、エビデンスランクJ)。
- ATP(アデホスなど)は房室回帰性頻拍または房室結節回帰性頻拍を高率に停止することが可能であり、急性期の頻拍発作の停止に使用することが推奨される(推奨度1、エビデンスランクJ)。
- ATPが使用できない、もしくは一旦停止しても再発するときは、ベラパミルもしくはジルチアゼムの静注を行うことで80~95%の例で発作を停止させることが可能である(推奨度1、エビデンスランクJ)。
- WPW症候群に対するカテーテルアブレーションの有効性は約95%であり、約5%の症例で再発を認めることがある。手技に伴う死亡率は0~0.2%と低率であり、有症候例では第1選択の治療として強く推奨される(推奨度1)。
- 無症候性WPW症候群に対するカテーテルアブレーションは、パイロットや運転手など人命に関与する可能性がある職業では推奨されるが(推奨度1、エビデンスランクJ)、それ以外の場合はカテーテルアブレーションで得られる利益とそれによって生じる合併症とのバランスを説明したうえで、患者の希望があれば行ってもよい(推奨度3、エビデンスランクJ)。
- 房室結節回帰性頻拍に対するカテーテルアブレーションの成功率は95%以上であり、合併症として完全房室ブロックが1%発生する可能性があるが、頻拍が出現した症例においては第1選択の治療法として推奨される(推奨度1、エビデンスランクJ)。
- アブレーションを希望しない例やアブレーションが不成功に終わった例では薬物治療が推奨されるが、顕性WPW症候群を除…
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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