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改訂のポイント:
  1. 日本循環器学会/日本不整脈心電学会『2024年JCS/JHRSガイドラインフォーカスアップデート版不整脈治療』を参照に、下記の点を加筆・修正した。
  1. リードレスペースメーカーの植え込み適応は、①感染リスクが高い、②末期腎不全、③デバイス感染の既往、④先天性心疾患などで経静脈リードの植込みが難しい解剖学的原因がある、⑤ステロイドや免疫抑制薬などの薬物治療中、⑥放射線治療中、⑦長期的血管内カテーテル留置中あるいはその既往がある場合など、患者背景を考慮し、適応を検討する。

概要・推奨   

  1. ホルター心電図をはじめとする心電図記録で洞不全症候群が疑われた場合、有益な心電図記録を得るためには、繰り返し長時間の記録が必要である(推奨度1)
  1. 洞不全症候群に伴う失神、めまいなどの症状にはペースメーカー植込みが唯一確立された治療法である(推奨度1
  1. ペースメーカー初回植込み時に心房心室順次ペーシング心房もしくは心室単独ペーシングにするかは再手術のリスクと初回植込み時のリスクとのバランスによって考慮することが推奨される(推奨度2)
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  1. 洞不全症候群では多くの患者で主に心房細動を合併するため、抗凝固療法を考慮すべきである。心房細動診断時にはCHADS2やCHA2DS2-VASCに準じてリスクの層別化を行い、抗凝固療法の適応を判断すべきである(推奨度1)

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
西原崇創 : 特に申告事項無し[2025年]
監修:山下武志 : 講演料(第一三共(株),大塚製薬(株),ノバルティスファーマ(株),日本ベーリンガーインゲルハイム(株),ブリストル・マイヤーズスクイブ(株)),原稿料(第一三共(株))[2025年]

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