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洞不全症候群

著者: 西原崇創 医療法人社団ゆみの ゆみのハートクリニック

監修: 山下武志 心臓血管研究所付属病院

著者校正/監修レビュー済:2020/04/22
参考ガイドライン:
  1. American College of Cardiology(https://www.acc.org/#sort=%40fcommonsortdate90022%20descending):2018 ACC/AHA/HRS Guideline on the Evaluation and Management of Patients With Bradycardia and Cardiac Conduction Delay(http://www.onlinejacc.org/content/74/7/e51?_ga=2.88227035.1915308683.1581484827-233273891.1580194072)
  1. 日本循環器学会(http://www.j-circ.or.jp/index.htm):不整脈非薬物治療ガイドライン 2018年改訂版(http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2018_kurita_nogami.pdf)
  1. 日本循環器学会(http://www.j-circ.or.jp/index.htm):不整脈薬物治療に関するガイドライン 2009年改訂版(http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_kodama_h.pdf)
  1. 日本循環器学会(http://www.j-circ.or.jp/index.htm):不整脈薬物治療ガイドライン 2020年改訂版(http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2020_Ono.pdf)

概要・推奨  

  1. 洞不全症候群に伴う失神、めまいなどの症状にはペースメーカー植込みが唯一確立された治療法である(推奨度1)。
  1. 洞不全症候群に伴う失神やめまいに対する薬物治療の効果は限定的で、適応は何らかの理由でペースメーカー植込みが不可能な場合(患者の拒否、合併疾患の予後)に限定される(推奨度2)。
  1. ホルター心電図をはじめとする心電図記録で洞不全症候群が疑われた場合、有益な心電図記録を得るためには、繰り返し長時間の記録が必要である(推奨度1)。
  1. 洞不全症候群では多くの患者で主に心房細動を合併するため、抗凝固療法を考慮すべきである。心房細動診断時にはCHADS2やCHA2DS2-VASCに準じてリスクの層別化を行い、抗凝固療法の適応を判断すべきである(推奨度1)。
  1. ペースメーカー初回植込み時に心房心室順次ペーシングや心房もしくは心室単独ペーシングにするかは再手術のリスクと初回植込み時のリスクとのバランスによって考慮することが推奨される(推奨度2)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、ペースメーカーに関して加筆修正を行った。


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