胃・十二指腸潰瘍 :トップ    
監修: 上村直実 国立国際医療研究センター 国府台病院
加藤元嗣 独立行政法人 国立病院機構 函館病院

概要

疾患のポイント:
  1. 胃・十二指腸潰瘍とは胃および十二指腸の粘膜筋板より深部に達した組織欠損である。
  1. 急性胃・十二指腸粘膜病変として発症する急性型と、長年にわたり再発と治癒を繰り返す慢性型がある。
 
診断・原因・病期分類: >詳細情報 
  1. 内視鏡検査やX線検査で診断される。
  1. 成因は感染性、薬剤性、過酸性(ガストリン産生腫瘍に伴うZollinger-Ellison症候群)、二次性、特発性に分類される。 エビデンス 
  1. 胃・十二指腸潰瘍の成因:<図表>
  1. その原因は、わが国では、胃潰瘍の70~80%および十二指腸潰瘍の90~95%ではH.pyloriで、残りの多くはアスピリンを含んだ非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)である。
  1. 崎田・三輪の内視鏡的病期分類では、病期を活動期(active stage)、治癒期(healing stage)、瘢痕期(scarring stage)に分け、さらにA1とA2、H1とH2、赤色瘢痕のS1と白色瘢痕のS2に分ける。
  1. 潰瘍の病期分類:<図表>
  1. 活動期の胃潰瘍:<図表>
  1. 治癒期の胃潰瘍:<図表>
  1. 瘢痕期の胃潰瘍:<図表>

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評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

診断のための評価例
  1. 内視鏡検査やX線検査で診断される。
○ 1)にて診断する。1)が不可能の場合2)を行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

胃・十二指腸潰瘍治療のフローチャート
胃・十二指腸潰瘍の成因
NSAIDs粘膜傷害の発症と治癒
胃・十二指腸潰瘍の成因
潰瘍の病期分類
活動期の胃潰瘍
治癒期の胃潰瘍
H. pylori感染の診断と治療(保険適用)
著者校正/監修レビュー済
2017/07/31


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