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下垂体機能低下症

著者: 西山 充 高知大学医学部附属病院 内分泌代謝・腎臓内科

監修: 平田結喜緒 公益財団法人 兵庫県予防医学協会 健康ライフプラザ

著者校正/監修レビュー済:2020/03/26
参考ガイドライン:
  1. 日本内分泌学会雑誌95(suppl),2019:間脳下垂体機能障害の診断と治療の手引き(平成30年度改訂)

概要・推奨  

  1. ACTH分泌不全:通常ヒドロコルチゾン1520mg/日を朝・夕2回に分けて補充する(推奨度1。感染症、発熱、外傷などのストレス時は23倍に増量する。
  1. TSH分泌不全:通常少量(12.5μg25μg/日)より開始し、24週間ごとに徐々に増量、甲状腺ホルモン値がFT4基準範囲上限、FT3基準範囲となるよう用量調整する(推奨度2ACTH分泌不全合併する場合は、ヒドロコルチゾン補充開始57日後に開始する。
  1. GH分泌不全:小児に対しては早期からGH注射を開始し、最終身長の正常化を目標とする。成人に対しては、重症GH欠損であることをGHRP2試験で確認のうえ、比較的少量からGHの自己注射を開始し、血中IGF-I値を目安として維持量を決定する(推奨度2
  1. LH, FSH分泌不全:男性では男性機能の維持を目的としてテストステロン注射による補充(24週に1回)を、女性では無月経の程度によりホルムストーム療法やカウフマン療法を行う(推奨度2。一方、妊孕性獲得を目的とする場合男性ではhCG-FSH療法を、女性では排卵誘発療法(クロミフェン療法、hCG-FSH療法)を行う。
 
参考文献:[1][2]
 
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 最近のガイドライン(間脳下垂体機能障害の診断と治療の手引き)などを参考にして内容の改訂を行った。


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