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尿崩症

著者: 石川三衛 国際医療福祉大学病院 糖尿病内分泌代謝科

監修: 平田結喜緒 公益財団法人 兵庫県予防医学協会 健康ライフプラザ

著者校正/監修レビュー済:2019/08/19
参考ガイドライン:
厚生労働省「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」班:間脳下垂体機能障害の診断と治療の手引き(平成30年度改訂)

概要・推奨  

  1. 下垂体MRI画像所見は中枢性尿崩症の診断に有用である(推奨度1)
  1. 中枢性尿崩症の病因には自己免疫性機序による病態が含まれる。特異な発症様式をとるので、画像の特徴を理解しておくことが大切である(リンパ球性漏斗部下垂体後葉炎)(推奨度1)
  1. 中枢性尿崩症の中に著しい高Na血症を呈する症例がある。この場合、その病型を見極めて適切な対応を患者に指導することが重要である(推奨度1)
  1. 多尿を伴わない中枢性尿崩症がある。ヒドロコルチゾン補充後、尿量は著しく増加して中枢性尿崩症が顕性化する(仮面尿崩症)(推奨度1)
  1. 幼少時から多尿の症状を持つ小児例では、家族に同様の症状を持つ家族歴があることが多い(推奨度2)
  1. 先天性腎性尿崩症は、AVP V2受容体あるいはアクアポリン2水チャネルの遺伝子変異による。いずれも典型的な腎性尿崩症を呈するので、家族性が濃厚な場合は積極的に関連遺伝子の解析を行う必要がある(推奨度2)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、一部の内容について加筆修正を加えた。
  1. 厚生労働省間脳下垂体機能障害に関する調査研究班による間脳下垂体機能障害の診断の手引き(平成30年度改訂) に基づき、本症のガイドラインを追加した。 


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