慢性糸球体腎炎 :トップ    
監修: 木村健二郎 地域医療機能推進機構 東京高輪病院
永澤元規1) 安田 隆2) 1)大阪大学医学部附属病院・老年総合内科... 2)吉祥寺あさひ病院

概要

疾患のポイント:
  1. 慢性糸球体腎炎とは、 蛋白尿 や 血尿 が持続的に認められ、経過とともに浮腫、高血圧などの臨床症状や腎機能低下を認める疾患である。
  1. 慢性糸球体腎炎は、単一の疾患名ではなく症候群であり、さまざまな疾患を含んでいる。 IgA腎症 が最も多く、約40%を占めている。
  1.  IgA腎症 のほかに、一次性膜性増殖性腎炎などの一次性(原発性)以外に、全身性エリテマトーデス、紫斑病などの全身性疾患に伴う二次性(続発性)のもの、そして菲薄基底膜症候群などの遺伝性のものがある。
 
診断: >詳細情報 
  1. 蛋白尿を伴う糸球体性血尿(変形赤血球や赤血球円柱の認められる血尿)が持続的(通常1年以上)にみられる場合に診断される。
  1. 原因疾患の評価を行う。
  1. 原因疾患評価のための身体診察方法: >詳細情報 
  1. 鑑別疾患: 鑑別疾患 
  1. 腎生検の禁忌がなく、治療に診断が有効であると判断されれば、腎生検を行い診断する。
 
原因疾患の評価: >詳細情報 
  1. 慢性糸球体腎炎は、症候群的病名であり、原因疾患はさまざまである。
  1.  IgA腎症 、一次性膜性増殖性腎炎などの一次性(原発性)以外に、全身性エリテマトーデス、紫斑病などの全身性疾患に伴う二次性(続発性)のもの、そして菲薄基底膜症候群などの遺伝性のものがある。なお、慢性糸球体腎炎のなかで、IgA腎症が最も多く、約40%を占めている。
  1. 原因疾患の一覧: …

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

診断・原因評価
  1. 腎機能障害の程度を採血、尿検査から推測する。
  1. 原因評価の目的で腹部エコーと採血検査を行う。
  1. 腎生検の禁忌がなく、治療に診断が有効であると判断される場合(特に、原因が明らかでない糸球体性血尿を伴う 蛋白尿 、または0.3g/gCr以上の蛋白尿がみられる場合)には、腎生検を行う。
○重要度の判定と糖尿病の有無を見極めるためにスクリーニングとして、11)12)14)15)による評価を行う。1~10)、13)16)~23)を原因評価・合併症の評価のために行う。診断が困難な場合は、必要に応じて24)腎生検を追加する。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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著者校正/監修レビュー済
2018/04/05