脾腫

著者: 萩原將太郎 東京女子医科大学

監修: 徳田安春 一般社団法人 群星沖縄臨床研修センター

著者校正/監修レビュー済:2020/05/21

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概要・推奨  

  1. 若年者では健康者でも脾臓を触知することがある。
  1. 悪性腫瘍やリーシュマニア、結核などの感染に対する診断に脾臓の針生検が有用である(推奨度2)
  1. 腹部エコーは脾腫の評価に有用である(推奨度1)。さまざまなsplenic indexが開発され、脾臓の大きさを記録し評価するために用いられている。
  1. 明らかな脾腫が存在する場合でも、触診できないことも少なくない。
  1. よく知られている脾臓の打診法は3つある。触診と組み合わせるとよい(推奨度2)
  1. 脾機能を評価する検査として、99mTc-スズコロイド、99mTc-フチン酸などを用いたシンチグラムがある。副脾の有無を調べる際にも用いられる。
  1. 血液塗抹標本でHowell-Jolly bodyがみつかることがある。脾機能の低下の指標とも考えられる。
  1. 腹腔鏡下での脾臓摘出は、近年、安全で治療および診断に有用であることが報告されている。
  1. 薬剤によっては脾腫を来すこともある。
  1. 脾摘を予定している患者には、手術の2週間前までに23価の肺炎球菌ワクチンを投与すべきである(推奨度1)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い引用文献等をアップデートした。

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