今日の臨床サポート

胞状奇胎

著者: 井箟一彦 和歌山県立医科大学 産科婦人科学講座

監修: 金山尚裕 静岡医療科学専門大学校

著者校正済:2022/09/28
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. 日本婦人科腫瘍学会:子宮体がん治療ガイドライン2018年版
  1. 医療イノベーション推進センター:NCCN腫瘍学臨床診療ガイドライン 日本語版 妊娠性絨毛性腫瘍2019年2版
  1. 日本産科婦人科学会日本病理学会:絨毛性疾患取扱い規約 第3版
患者向け説明資料

概要・推奨   

  1. 胞状奇胎が疑われる患者には、子宮内容除去術(胞状奇胎除去術)が奨められる。診断は病理組織学的所見により確定する(推奨度1JG
  1. 胞状奇胎の鑑別診断において、p57kip2免疫組織化学染色は有用である(推奨度2JG
  1. 胞状奇胎娩出後の血中hCGの定期的なフォローアップは必須である(推奨度1JG

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
井箟一彦 : 講演料(MSD株式会社)[2022年]
監修:金山尚裕 : 特に申告事項無し[2022年]

改訂のポイント:
  1. 参考ガイドラインを追記した。
  1. 妊娠高血圧症候群様の症状が出現する可能性を追記した。
  1. 胎児共存奇胎およびPMDの鑑別診断について追記した。
  1. 病理診断の際に、p57kip2免疫染色を積極的に使用することをすすめるように修正した。
  1. 部分奇胎からの続発率は0.5~4%との記載を、1~4%に修正した。
  1. 再そうは術に関する文献5を追加した。
  1. 胎児共存奇胎の写真(図d)を追加した。

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