今日の臨床サポート

慢性腰痛(治療含む)

著者: 二階堂琢也 福島県立医科大学 整形外科学講座

監修: 酒井昭典 産業医科大学 整形外科学教室

著者校正/監修レビュー済:2019/11/21
参考ガイドライン:
腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版
患者向け説明資料

概要・推奨   

  1. 身体的・精神的に健康な生活習慣は、腰痛の予後によい。
  1. 腰痛の治療成績と遷延化には、心理社会的因子が強く関連する。
  1. 慢性腰痛に対する運動療法は有用である。
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
二階堂琢也 : 講演料(第一三共株式会社)[2021年]
監修:酒井昭典 : 講演料(旭化成ファーマ(株),第一三共(株),中外製薬(株)),奨学(奨励)寄付など(旭化成ファーマ(株),第一三共(株),中外製薬(株))[2021年]

改訂のポイント:
  1. Minds2014に基づいて策定され、エビデンスのシステマティックレビューとその総体評価、益と害のバランス、患者の希望を総合して推奨が決定されている。

病態・疫学・診察

疫学情報・病態・注意事項  
  1. 3カ月以上持続する腰痛を慢性腰痛という。
  1. 腰痛は体幹後面に存在し、第12肋骨と殿溝下端の間にある疼痛で、下肢症状を伴うこともあれば伴わないこともある。
  1. 慢性腰痛の初発症状出現後、44~78%は再発する。
  1. 慢性腰痛の2/3に他の慢性疼痛症状が合併している。
  1. 健康的な体重管理、運動習慣、ストレスが少ない生活が腰痛予防には好ましい。
  1. 身体的負荷の大きい重労働は、腰痛発症の危険因子である。
  1. 心理社会的因子は、腰痛を遷延化させる。
問診・診察のポイント  
 
  1. 腰痛のみか下肢痛を含むかを明らかにする。

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文献 

著者: O Airaksinen, J I Brox, C Cedraschi, J Hildebrandt, J Klaber-Moffett, F Kovacs, A F Mannion, S Reis, J B Staal, H Ursin, G Zanoli, COST B13 Working Group on Guidelines for Chronic Low Back Pain
雑誌名: Eur Spine J. 2006 Mar;15 Suppl 2:S192-300. doi: 10.1007/s00586-006-1072-1.
Abstract/Text
PMID 16550448  Eur Spine J. 2006 Mar;15 Suppl 2:S192-300. doi: 10.1007・・・
著者: L Norgren, W R Hiatt, J A Dormandy, M R Nehler, K A Harris, F G R Fowkes, R B Rutherford, TASC II Working Group
雑誌名: Int Angiol. 2007 Jun;26(2):81-157.
Abstract/Text
PMID 17489079  Int Angiol. 2007 Jun;26(2):81-157.

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